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アニメ「結城友奈は勇者である」の徹底したバリアフリー描写が凄い – エキレビ!(1/2) http://t.co/kDC0OwduGj
— 岡ツヤ (@exp902d) 2014, 11月 27
そうだったのか感.
いくつか引用したい.
1・移動用施設
結城友奈と東郷美森が通う学校には、階段に小型エレベーターが設置されています。
壁沿いにレーンが設置されていて、そこに車いすをのせて上にあげる仕組み。
2・部室のレイアウト
基本的に結城友奈が東郷の車いすを押して、学校内を移動します。
気づいたら押しているので、特に「押してあげる」「押してもらう」という会話はなし。
車いすが出やすいように、教室の扉のすぐ側が東郷美森の席なのは、細かい配慮です。
3・教育活動
車いすの学習で最も難しいのは、体育。
アニメ3話では水泳の時間のシーンがあります。
この時、身体障害者用プールレーンが描写されています。
プールのへりまで車いすで移動、そこからゆるい階段が水中に向かって伸びている。授業自体は、他の生徒と一緒ではありません。
身障者専用の先生がついて、専用レーンでマンツーマンの水泳授業を受けさせています。
4・リゾート施設
7話では海と温泉に行きます。
東郷はタイヤがバルーン型の三輪車いすをレンタル、海水浴を楽しみます。
海水浴用車いすは実在しています。中略
この2つを組み合わせたような車いすが作中に登場。補助の人がついて押してくれることで、彼女も海水に浸かることができます
また温泉シーンでも、車いすで彼女は入浴しています。
東郷美森という一人のキャラを通じて、ありとあらゆる場所でのバリアフリーを表現しています。
施設類の説明は、一切ありません。
キャラクターも、東郷の足について一切語りません。
少女たちだけでなく、東郷の補助に多くの大人がついてくれています。
結城友奈たちの住む世界では、これが一般的です。
このアニメ自体見ていないのだが, どういうテーマなのだろう.
こういう自然な描写で描き切る力, 是非取り入れたい.
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