Paul 筋の情報: Fourier「数学の主要な目的は公共の利益と自然現象の解明である」Jacobi「人間精神の名誉(l’honneur de l’esprit humain)」

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みんな大好き Paul 筋の情報だ.

面白かったところを引用しておこう.

Carl Gustav Jacob Jacobi (1804年-1851年) の言葉「人間精神の名誉(l’honneur de l’esprit humain)」は、André Weilの『数学の将来』 “L’avenir des mathématiques” (1947) にも引用されている。この論説は翌1948年に彌永昌吉氏によって翻訳されており、ガリ版刷りのものを読んだ数学関係者も多いであろう。

青くハイライトしたところが当該箇所であるが、Jacobiがこの言葉を述べたのは、Fourierの意見「数学の主要な目的は公共の利益と自然現象の解 明である」に反論したものである。Joseph Fourierは1768年3月21日生まれ、この手紙を書く少し前の1830年5月16日に死去している。

この段落の前半に熱伝導に関して先取権の争いが、FourierとAbelやJacobiの間であったことも述べられており、Fourierに Jacobiが良い印象を持っていなかったのかもしれないが、私は他の文献を知らないのでわからない。Fourier死後まもなくLegendreに送っ た手紙にはnegativeなことを書いていたことは確かである。

先取権争いがどこまで関係していたのかよくわからないがそれはそれとして,
Fourier は応用数学者という理解なのだが,
この Fourier が「数学の主要な目的は公共の利益と自然現象の解明である」と言ったのに対して
それに対していわゆるバリバリの純粋数学者 Jacobi が「人間精神の名誉」と言ったのが面白い.

いつも言っているように, 私にとっての数学は心の支えであって救いであった.


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