大学勉強法 大学受験はこうやって乗り越えろ 英語も数学も社会も理科もこれで完全対応可能

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前回, 私の経歴と合わせて,
なぜ勉強法をきちんと知ることが大事なのかについてお話しました.
まだご覧になっていない方は こちら からご覧ください

近く動画もアップします.
スライドはこちら にあるのでほしい方はどうぞ.
大学受験に特化した形で説明していますが,
他の資格試験や大学以降の勉強にも応用していける内容です.
本当にしつこいくらい, 大事なことは何度も繰り返して話しています.

宿題

  • 今日の話を脳内授業すること.
  • 友達にも授業すること.
  • 説明を自分にとってわかりやすく変えること.
    • 特にゲームで例えた部分は別の自分が好きなゲームで例えたり, 部活のメニューで例えたり自分にわかりやすい例に置き換えること.
  • わかりやすく変えた説明を phasetr@gmail.com まで提出すること.
    • 提出先は LINE でも可: @phasetr.

あとで説明しますが, 脳内授業が決定的に大事です.
必ずこれをやってください.
積極的なアウトプットが本当に大事です.

そして私の趣味から説明に色々なゲームやアニメを使っています.
これを自分にとってわかりやすい例に変えてみてください.
勉強法が身についているかの判断基準に使えます.
アウトプットの練習として必ず私宛に phasetr@gmail.com までメールしてください.
メールだとちょっと, という人は LINE もありますよ: @phasetr.

大学では何が要求されているのか

大学受験を乗り越えることを考えているわけですが,
大学受験で何を求められているのかを考えましょう.
そもそも何を求められているのか考えたことはありますか?

何を勉強すればいいかは明快です.
受験校で課される科目であり, 高校の学習内容です.

それでは, それをどうやって勉強すればいいのでしょうか?
大学入試では大学で勉強するのに必要な能力を測ろうとしているわけですが,
そもそも大学入試で要求される能力は何でしょうか?
当然, 大学, 特に学部で要求される能力です.
先に行く前に少し考えてみましょう.

大学入試で問われるのはこれ!

大学入試で問われるのは次の能力です.

  • 大量の情報を的確に記憶する能力.
  • 大量のタスクを的確に処理する能力.
  • 自らの能力を示す能力.

自らの能力を示す能力というのは,
要は制限時間内にきちんと解答を書ききる能力です.
もう少し一般的に言えばアウトプットする力です.

それはいいのですが, そもそも何故これらの能力が必要なのでしょうか?

何故これらの能力が必要なのか?

「情報化社会で大量の情報に埋もれないように云々」というのは確かにあります.
しかしそれはむしろ院・研究の話です.
今はあくまで学部入試, 学部で求められる能力の話です.

結論は単純です: 実際にそれをやってもらわないと困るから, それだけです.
それではなぜこの能力がないと困るのでしょうか?
まずは考えてみましょう.

例を挙げる

私は物理学科卒なので, 確実に知っている例として物理を挙げます.
大学の教科書やシラバスを見てみるとわかりますが,
大学での物理は近代に始まったガリレオ以降, ニュートンの話, 特に力学からはじまります.
歴史的には 16-17 世紀: 今から 400 年前です.
大学に入学したあとはここから現代物理に到達しないといけません.

卒業研究の壁

学部 4 年では卒業研究があり, 建前としては本当に新しい成果を出すことになります.
(理論物理や数学だとなかなかそう新しい結果を出すとはいきませんがそれはそれ. )

400 年分の勉強を 4 年どころか,
学部 4 年での研究スタートのために 3 年と少しでやりきる必要があります.
それも世の天才が死に物狂いで築いた成果を 3 年間で.
とんでもない量の勉強をしなければいけないことはわかるでしょう.

物理はまだいい

物理の他には数学が必要なくらいです.
高校の物理でも, 必要だからとまだ数学でやってもいないベクトルの話が
先に出てきたかもしれません.
ああいう感じです.
そうは言っても基本は物理だけしていればいいのです.

化学では

化学となると基礎となる物理が必要で, さらにそのための数学が必要です.
化学教育のために必要なら先に物理をやります.
例えば早稲田の化学だと 1 年の講義で電磁気があります.
電磁気は物理学科だと 2 年次からやる分野です.
そしてそのために必要な数学があり, それも大急ぎでやります.
これには多変数の微積分が必要でかなり大変です.

応用化学では

早稲田の応用化学だと 1 年から量子化学をやります.
量子化学 (量子力学) は化学科でも 2 年, 物理では 3 年からやる内容です.
それでもやらなければ 3 年間でまともなところまでいけないわけです.

その他工学

応用の度合いが高まると, 特に工学だと,
今度は関連する法律の勉強も必要です.
電気技術者試験とかそういう資格の話です.

膨大なベースがあってその上に何かが乗っていきます.
それが仕事になり, 役に立つことに繋がるわけです.

文系でも同じ

社会学の大学院ではリーディングアサインメントが有名です.

数百ページの英語の文献を数冊渡されて,
来週までにこれらを読んで, レポートして, まとめて, 意見を述べろ, という課題です. ん

こうなると研究レベルで最初の「情報化社会が云々」という話になってくるが,
やはり求められる能力は似ています.

大学受験で要求される能力まとめ

身につけるべきは次の能力だ, という話でした.

  • 大量の情報を的確に記憶する能力.
  • 大量のタスクを的確に処理する能力.
  • 自らの能力を示す能力: アウトプットする力.

受験の時にも当然これらを鍛えないといけません.
特に国公立はセンターがあるので,
実際にやるべき内容が膨大にあります.

どうやるの?

これらをどうやって勉強していけばいいでしょうか?
そもそもある種の根性以外に何かいい方法があるのでしょうか?

元が無茶な要求ですから, 当然楽な方法ではありませんが,
効率がよく効果的, しかも定評のある方法はあります.
これからその勉強法を紹介していきます.

こうやって勉強しよう

ここからはゲームを例にしていろいろ説明していきます.
例に出すがゲーム古いかもしれいません.
そういう場合は適当にいいゲームを想像してください.
これは宿題でもあります.

最初は大雑把な話をして,
それから手を変え品を変え,
繰り返し同じことを説明していきます.

受験のイメージ

受験には中ボスがたくさんいて, それを倒すための武器や道具,
魔法などがたくさんあるというイメージで臨んでください.
魔法が使えなくて武器しか使えないところに行くには武器レベルを上げないといけません.
上級魔法しか効かない相手には上級魔法を覚えないといけません.
部活でいうとどうなるかなど, 自分にわかりやすい例を考えてみてください.

実際に勉強していく時のポイント

ここも細かいことは後にしてまずは大雑把な話から.

インプットとアウトプットのバランスを取ることが大事です.
大抵の人はアウトプットが圧倒的に少ないです.
アウトプットを意識して勉強してください.

具体的な方法はあとで説明しますが,
アウトプットの重要性を簡単に説明します.
ルールや素振りの仕方を知るだけで
野球ができるようになるでしょうか.
格ゲーの説明書を読んで技の出し方を知るだけで
入力練習もしないで技が出せるでしょうか.
相手に勝てるでしょうか.

必ず練習が必要です.
アウトプットとはその練習なのです.

ただし, はじめはインプット多めで構いません.
これは早いうちから種をたくさん蒔いておこうということです.
蒔く種が少なければ収穫量も少ないし, 収穫時期も遅れます.
これを避けるべく, まずは種をたくさん蒔きましょう.

そして細かいところを気にし過ぎず,
ぼんやりでいいので全体像を把握してください.
本は解答・解説をどんどん読んでいって構いません.

アウトプットには脳内授業が最適です.
ポイントは 書かずに話す ことです.
理由は単純で, 書くよりも話す方が速いからです.
スピードがあれば量をこなせます.
こうしてアウトプットの量を増やしてください.

そして馬鹿みたいに繰り返して精度を少しずつ上げていきます.
適当なレベルの本を読んでいるのなら,
その本を何十回と繰り返してください.
その本を丸々一冊何も見ずに解説しきれるのが理想です.

はじめから解答解説を読むことへの補足

「問題演習しなくていいのか」,
「自分で考えずに暗記ばかりして意味があるのか」,
そう思う方も多いでしょう.
しかし知らなければ始まらないことがたくさんあります.

例えば放物線の接線を求めよと言われて,
微分を知らずに制限時間内に解ききれるでしょうか.
大学受験であっても,
いわゆるひらめきが大事になる局面は確かにあります.
しかし全てがひらめき頼りでは,
得点が不安定なことこの上ないです.

つまり最低限はきちんと知らないと,
覚えないといけないわけです.
ある程度の問題の型と解法は
きちんと覚える必要があります.

そして難しい問題はどうやって
知っている所に落とし込むかが勝負なのです.
基礎知識もないのに問題が解けるわけがありません.

レシーブもできないのにバレーボールの試合には勝てません.
そもそも試合に出してすらもらえないでしょう.

「本一冊まるまる解説」への補足

「本一冊まるまる解説なんてできるわけがない」,
「それは全て暗記しろということか」,
そう思う方も多いでしょう.

しかしこれは数学科でいう「理解」の水準として有名です.
本や論文には目標となる定理・理論があります.
そのためにどんな定理が必要か,
どんな方法で証明していけばいいのか,
全体像を理解し, スタートとゴールを設定してしまえば,
最初と最後を繋ぐ経路も勝手に決まっていきます.

そして「神の視点」で細かいところまで
きちんと見渡せていれば,
きちんと一冊本が書けるし,
そのくらいでないと理解したとはいえない.
これが数学科で要求される理解の水準です.

私も到達できていない遠い理想ではあります.
しかし目指すべき世界です.

英語の勉強補足

英語と思うから紛らわしいので,
韓国語やアラビア語と思って考えてください.

ハングルやアラビア語は文字が読めないから
まず文字と読み方を知る必要があります.

そして単語と熟語: これで最低限のやりとりができます.

次は文法です.
長いやりとりをするにも一文一文の理解が大事です.
一文を書くには単語をルールに沿って
配置する必要があり, それが文法です.

すると必然的に順番が決まります.

  • 単語を大量にセット.
  • 文法を大量にセット.
  • 一文一文の正確な理解.
  • それらを繋げた全体の理解.

忘れがちなポイント

アウトプットが少なくなりがちなことを忘れてはいけません.

実際, ここで書いた内容を
高校生相手に話したとき,
1 時間以上かかりました.
このインプットに対して
アウトプットがどのくらいになるでしょうか?

受験のために毎日 10 時間勉強していたといっても,
試験本番でその結果が出なければ
何の意味もありません.
アウトプットは常に意識すべきなのです.

話を聞いて「ふーんそうか」で
終わっては絶対にダメです.
必ず馬鹿みたいに反復・復習してください.
ちょっとした空き時間にも
頭の中での脳内授業で復習+アウトプット練習すること.

そして概要把握はとても大切です.
細かいことを覚えてもどんどん忘れていきます.
嫌というほど経験したと思います.

しかし大雑把なことはなかなか忘れないのです.
歴史で「何年に誰が何をした」は忘れても
「奈良, 平安, 鎌倉, 室町, 戦国」という
時代の流れはそうそう忘れません.

概要から攻めるのは記憶の負担を減らし,
「いつまで経っても覚えられない」不安を減らす方法でもあるのです.

基本はこれだけ

ここからはいろいろな形・内容で細かい補足をしていきます.

数学科秘伝, 散歩数学

参考書というと変ですが, 実践録を挙げておきます.

要は散歩・ハイキングしながら数学のセミナー (授業) をしようということです.
これは次の点で大事です.
実際に『数学まなびはじめ 第 2 集』で斉藤先生も仰っていることです.

  • 細部が犠牲になるのは仕方ない.
  • 大切なアイデアや鍵となる議論のポイントを捉える.
  • 証明や議論の全体の流れをつかむ.

実際, 私も学部から大学院でのセミナー前は
2 時間くらい歩き回りながら頭を整理していました.
この有効性はやってみなければわかりません.
ぜひトライしてみてください.

自分に向けて脳内授業

アウトプットを増やすために
脳内授業をお勧めしましたが,
さらに説明していきます.

数学科秘伝として散歩しながらですが,
色々な状況がありますから
本当に散歩する必要はありません.

お風呂の中とか各自適当にやりやすく調整してください.
歩きながら, お風呂に入りながらなど
紙やペンがなくても勉強できるのがいいところです.

実は授業 (セミナー) という形式自体,
学部上級から大学院で定番の優れた方法です.
これは大学院の勉強法の先取りでもあるのです.
運動は健康にもいいし気分転換にもなります.

またやってみるとわかるのですが,
人に教える時には頭の使い方が変わり,
自身の理解も深まります.

いきなり友達相手では恥ずかしいこともあるでしょう.
その訓練としてまず自分に対して説明するのがお勧めです.
こうしてアウトプットを増やしていきましょう.
書くと時間がかかるので話すのが一番楽で速くてお勧めです.
実際喋ってもいいですし, 頭の中だけでも構いません.

慣れてきたら今度は友達に話してみましょう.
そして友達からのフィードバックを受け,
よりよい解説に修正していきます.

友達に授業して, 何か突っ込みを受け,
答えることができないケースがあればしめたもの.
そういうところは誰にとっても難しく,
合否を分けるポイントです.
突っ込んで考え, 理解を深めていきます.

また脳内授業すると話すことに集中して
余計なことを考える余裕がなくなります.
集中力を高める意味でもおすすめです.

とにかく行動する

よくわからなくてもとにかく続けましょう.
そのうちわかるように・できるようになります.

数学界の Nobel 賞と言われる Fields 賞を受賞した
小平邦彦先生も「暗記するくらいまで繰り返しやったら
何かわかった気になった」と
次の本で本当に書いています.

新・数学の学び方

下手なりにやっていればそのうちうまくなるわけです.
それはゲームでも部活でも,
実際にいろいろ体験してきたはずです.
はじめてやることが最初から
完璧にできた人はいるでしょうか?
うまくなるまで何度繰り返したでしょうか?
地道な反復練習が上達への近道です.

もちろん, 上達のためにどうすべきか,
それを常に考え続けることが必要です.
大事なのは 完璧主義にならない ことです.
適度に穴を残したままで構いません.
その代わり深い理解に到達するまで繰り返すのです.

細部よりも全体像から: ゲームで考えよう

ゲームの 2 週目をイメージしてください.
全体像が見えているから大事なところがわかるわけです.

こんな経験ないでしょうか?

  • 途中まで行ったが, お気に入りの鍛えたキャラが途中で外れてしまいパーティ弱体化.
  • 取るべきアイテムを取っていなくて前に戻る.

一度クリアしていればこの悲劇は回避できます.
だから大雑把でいいから全体を見渡そうと言っているわけです.

ゲームで考えよう 2

何を・いつ・どこで・どのくらいのレベルにしておけばいいか,
それがよくわかるわけです.
どんなスキルを優先して身につければいいか,
効率のいい攻略には必須です.

例えば世界樹の迷宮 1 のメディク.
強力な杖が手に入る上に凄まじいアタックスキルを持っていて,
育て方次第では攻撃役としても優秀になります.
実際, 補助・回復役としてではなく
アタッカーとして育てる動画がニコニコにあります.
これは 1 度プレイしてメディクを使ってみないとわかりません.

ゲームで考えよう 3

効率よく進めるには全体像を
大雑把でいいから把握することが必要です.

そして細部を詰めていくのは攻略の醍醐味でしょう.
「前回以上のタイム, ハイスコアが出た!」,
これがまさに細部を詰めていく作業です.
大学受験でも同じです.

歴史で考えよう

ここでも, 概要を把握してから
細部を埋めていくのが効率的です.
奈良で, 平安で, 鎌倉で, 室町で, 戦国で,
メインキャラが何したか分かれば話の筋はわかるわけです.
個別の事象は不整合がないように流れに入れていけばいいです.
武士に関する話が縄文時代にあるわけありません.

概要把握のためには『まんが日本の歴史』とか
そういうので構いませんし, むしろおすすめです.
絵だと人の表情など情報が増えるので,
よけい記憶のためのフックが増えます.

まずは得点源を作ろう

選択と集中が必要です.
月曜は剣, 火曜は火の魔法の修行とか効率悪すぎます.
剣なら剣をある程度鍛えてしまいましょう.
ゲームのレベル上げでも似たことをするはずです.

頭の切り替えをするだけでも
大変ということをきちんと理解しましょう.
FF3 のジョブチェンジとか,
ドラクエの転職でのレベルダウンを考えてください.

戦士で LV50 でも魔法使いになると
また LV1 からのスタートになってしまいます.
FF3 でジョブチェンジするにはキャパシティポイントが必要です.
これはまさにいろいろやるときの頭の切り替えコストに対応します.

短期集中で一気に基本をやり終えて,
種をたくさん蒔いたらあとはひたすら水をあげていきましょう.

短期集中の具体例

単語を 3 日で 1500 語覚えるにはどうするか?
このくらい一気に基礎を終わらせてしまいましょう.
種は早めに蒔いて, さっさと育てて収穫するのがベターです.
まずはどうすればいいか考えてみましょう.

こうやって進めよう: 目標を明確に

まずは目標を明確にします.
例えば次のように.

  • とにかく単語の意味を 1 つだけ覚える.
  • 多義語の意味はとにかく主な 1 つだけ.
  • 類語とか例文なんて知ったことか.

さらに説明していきます.

選択と集中

「した方がいい」ことはたくさんあります.
語源を覚えた方がいいし,
スペルも覚えた方がいいし,
書けるようになった方がいいし,
多義語は色々な意味を覚えた方がいい.

しかしそれにいちいち構っていられません.
絶対しなければいけないことをあげて,
それに優先度をつけて大事なことから実行していきましょう.

「何をするか」よりも「何をしない」のか, です.
研究でもよく言われます.
何を捨てるか・捨てられるか,
それこそが研究者に必要な能力であると.

経験からも考えよう

考えながら一生懸命やっていれば,
そのうちやっていないことまでよくなっていきます.
戦う中でレベルアップしていくので,
全体的にも底上げされていきます.

格ゲーでのコンピュータとの対戦も考えてみましょう.

  • このキャラはこんなパターンで動く.
  • こう来たらこの技, この方法ではめる.
  • 技入力の正確さ・タイミングを取る技術があがる.
  • 総合的なゲームの技術が上がり, 対人戦の技術も上がる.
  • 初めて出会う人が相手でも倒せるようになる.

部活の試合だって同じです.
普段同じ人としか稽古していないのに
初めての対戦相手にも勝てるのは,
基本的な技術が高いからです.

受験も同じで, 普段同じ問題だけ繰り返しやっているのに
はじめて見る問題が解けるのは
基本的なことがきちんとできているからなのです.

組み合わせの妙

難関校合格とは「難しい技を決めたい,
覚えたい」ということにあたるでしょう.

このためには基礎になる簡単な技を
複数しっかり身につけることが大事です.
ロマサガでの派生技・合成術などを想像してください.

これは受験だと何に対応するでしょうか?
例えば, 単語の意味を一つでいいからまず 1500 語を覚えてしまう,
参考書や問題集を解答解説まで読み込み,
1 通り知らなければいけないことを知ることです.

必要な知識はたくさんあります.
本当に簡単なことをまずはたくさん身につけましょう.
早くから種をたくさん蒔くのです.

レベルが低くていいから身につけましょう.
単調で苦痛になりがちな部分は
さっさと片付けるべきです.

基本はだいたい地味で面白くないことも多いです.
スポーツでいえば筋トレとかランニングです.
面白くないけど大事というのもまたつらいです.
長くやっているとモチベーションも下がるし効率も落ちてきます.
早く仕上げてほしい理由です.

あとは死ぬほど使い込みましょう.
プロの選手でも素振りやリフティングの
練習をし続ける意味を考えてください.
こういうと「そんな大事なことが
さっさと終わるか」という話になりますが,
そこは種蒔きです.
まずは種をたくさん蒔いてそれを素早く育てます.

組み合わせの具体例

いろいろ勉強していると「あれとあれ, 関係あるかも!」,
そう思う瞬間があるでしょう.

しかしそもそも元となる知識がなければ発想が生まれません.

英語で否定の接頭辞 in (im) があります.
infinite や impossible の先頭の in, im です.
しかしわざわざ覚えようとしなくても
複数例を見れば勝手に思いつくことも多いです.

実際, 語源や接頭辞や類語は数をこなすと
自然に身につく部分があり,
必要ならあとで抜けている部分を
覚えていけばいいのです.

「あれとこれは同じ語源だったのか」というのと
「よく知らないがこの単語と
この単語は語源が同じらしい」というのでは
定着率も変わります.

英単語を知らなければ英文が読めないのと同じく,
最低限の問題の解法を全て知らなければ
数学や物理もわかりません.

  • ベクトル抜きで物理ができるか?
  • 微分を知らずに接線が求められるか?

これを考えてください.

まとめ

  • 大枠をぼんやり掴んでシャープにしていく.
  • まずは全体をロードして断片化を避ける.
  • 基礎は短期集中でさっさと固める.
  • 絶え間ない反復練習.
  • 脳内授業は超大事.

宿題

最後にまた宿題をまとめておきます.

  • この話を脳内授業すること.
  • 友達にも授業すること.
  • 説明を自分にとってわかりやすく変えること.
    • 特にゲームで例えた部分は別の自分が好きなゲームで例えたり, 部活のメニューで例えたり自分にわかりやすい例に置き換えること.
  • わかりやすく変えた説明を phasetr@gmail.com まで提出すること.
    • 提出先は LINE でも可: @phasetr.

勉強法は伝えました.
あとは正しく努力するだけです.

また概要把握が大事と強調した関係上,
概要しかお話ししていません.
具体的な問題にあたったときに具体的にどう考えていくべきか,
どう深めていくべきかは触れていませんでした.
次からは私の専門でもある数学をメインに
深く突っ込んでいく方法をお伝えしていきます.

最後に: 気軽に質問してください

大学受験に限らず何か聞きたいことがあれば

このページを参考に気軽に質問してください.

必要な情報がなく, 適切なアドバイスができないことが多いためです.

リンク先のページには LINE・メールの連絡先も書いてあります.


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