勉強計画はこう立てる! 1 やり切れる計画を立てるための 8 つのポイント 大学受験勉強法

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勉強計画はこう立てる! 1 やり切れる計画を立てるための 8 つのポイント 大学受験勉強法

「勉強計画を立てるのが大事」,
よく言われることですが,

  • 何を基準にすればいいかわからず,
  • あれもこれもと盛り込み,
  • 毎日全力を尽くしてようやくこなせる量にして,
  • うまくいかなくては挫折して自己嫌悪,

こんなスケジュールを立てる人が多いです.

ここでは無理のないスケジュールを立てる上で
何が大切かを説明していきます.

計画を立てるときに考えること

これはまずい! 計画倒れになる人の特徴

たいていの人は

  • あれも大事,
  • これも大事,

と盛り込みすぎです.
そのときそのとき大事なことが見えず,
まともな勉強計画を立てられる人は少ないです.

毎日全力でやらないと終わらない計画を
立ててしまう人もいます.

体調が悪い日ややる気が出ない日があっても
調整できる余裕がなければ
計画はすぐに壊れます.

  • 1 日何をしたらいいか教えてください

こういう人もいますが,
人それぞれ何をすべきか違います.

  • 受験する志望校・学部・学科,
  • 受験科目,
  • 得意科目・不得意科目,
  • 得意な分野・単元, 不得意な分野・単元,
  • 計画を立てる時期,

こうした要素を考えないと
まともな計画が立ちません.

得意・不得意でいうなら,
模試のように客観的にわかる部分もあります.
でも, ポイントの大半は受験生本人にしかわかりません.

だから自分自身で考える計画しか
本当の意味ではまともな計画にはならないのです.

計画の基準が大事

計画を立てるには次のポイントに注意します.

  • いくつか基準が必要.
  • 基準として置かないといけない要素がある.
  • どんな手順で計画を立てるかにも注意する.

具体的な 8 つのポイント

まずは大切なことをおおまかに掴みましょう.
大事なのは次の点です.

  • ゴールを決める.
  • 今の状態を確認する.
  • 今の状態とゴールのギャップを調べる.
  • そのギャップを埋める.

これが基本です.
当たり前と思うかもしれませんが,
実際にできている人がいないのも事実です.

具体的に考えていきましょう.

志望校

まずゴールを決めないといけません.
大学受験では【志望校】です.
もっというなら学部・学科まで必要です.

志望校がどこかによって対策が変わります.

  • 文系か理系か,
  • 国公立か私立か,
  • 東大なのか京大なのか,
  • 早稲田なのか慶應なのか,

勉強の内容が決定的に変わります.
国公立ならセンター対策が必須です.

  • 文系でも数学と理科を,
  • 理系でも国語と社会を

勉強する必要があります.

私立専願でもいろいろあります.
慶應の文系だと SFC なら英語と小論文だけでいけます.
慶應の理工だと英語・数学に理科 2 科目必要です.

ここまで細かく考えているでしょうか?
当然 1 番大変なところ,
特に第一志望に合わせて計画を練る必要があります.

自分の実力

自分の【今の】実力はスタート地点です.
これも人によって全く違います.

中学レベルすらできない人がいれば,
早稲田・慶應は受かったけれども
第一志望の東大・京大・北大・東北大・名古屋大・大阪大・九州大,
一橋・東工大などを目指して浪人した人もいます.

自分のいまの状態を冷徹に分析します.
自分を責める必要はありません.
ただ事実を確認すればいいです.

志望校・学部・学科を目標にし,
今の自分と比べて,
目標にたどり着くにはどうすればいいか,
逆算して立てていきます.

入試に間に合うように
勉強計画を作る必要があります.

試験日までの残り時間

例えば次の状況を考えます.

  • 高校 1 年からの遠大な計画を立てるとき,
  • 高校 3 年の春から心機一転勉強をはじめていくとき,
  • 高校 3 年の秋に「まずい!」と気付いて対策を立てるとき,

見ればすぐわかるように,
同じ人, 同じ志望校でも全く違う計画になるはずです.

いま 9 月で 1 月のセンターの対策を考えるなら
あと 4-5 ヶ月しかないのに
杓子定規に【年間計画】を立てる必要はないわけです.

入試までにやるべき量

試験日までの残り時間によって,
次の要素を考える必要があります.

  • 何を勉強するか.
  • 何で勉強するか.
    • 塾・予備校・オンラインスクール・通信教育か.
    • 参考書・問題集か.
    • 何をどう組み合わせるか.
  • どれだけ勉強するか.
  • 質と量は現実的か.

計画を立てても必ずどこか,
うまくいかないところが出てきます.
予想外にうまくいくことは期待しないでおきましょう.

その場合は

  • 参考書を変えたり,
  • 量を変えたり,
  • 配分を変えたり,
  • 内容を削ったり,

いろいろ調整する必要があります.

ただ, 大切なのは

  • 時間的な量ではなく,
  • やるべき内容的な意味での量

です.
最低限必要な量を重視してください.

例えば

  • 毎日 15 時間勉強したとしても,
  • 終わらせるべき問題集が 3 冊あるのに,
  • 1 冊も終わらない,

これでは全くダメです.

1 日の勉強時間

当然ですが,
内容的な量をこなすためには
時間的な量も必要です.

  • 1 日どれだけ勉強できるのか,
  • 毎日続けられるのか,
  • 体調が悪いとき・やる気が出ないときのための余裕はあるのか,

次のようなポイントがあります.

  • 現役の人は学校にいる時間.
  • 通学の時間.
  • 塾・予備校に行くならその分の移動時間.
  • (大学入学後の) 学費のためアルバイトをしないといけない人はアルバイト時間.
  • スマホやパソコンで遊ぶ (遊んでしまう) 時間.
  • 友達と LINE でやり取りする時間.

移動時間・遊ぶ時間については次のことにも注意してください.

  • 移動時間を勉強する時間に回す工夫.
  • 遊ぶ時間を削る工夫.
  • 精神的に追い詰められないように休憩する時間を作る工夫.

1 週間の勉強時間

1 日何時間勉強できるのかを基準にして
1 週間でどれだけ勉強できるか考えましょう.

曜日ごとにイベントがあったり,
塾・予備校があったり,
毎日同じ勉強時間が取れるわけではありません.

  • 体調が悪くて勉強できない,
  • 思ったよりも難しくて理解できず, 予定したところまで進まない,
  • 思ったよりも暗記しづらくて, 予定した量まで進まない.

毎週毎週 1 週間分を細かく作る必要はありませんが,
目標から逆算して予定を調整する・調整できるようにしましょう.

「この予定で進まなければいけない」,
こんな硬直した思考は危険です.

教科・分野のバランス

1 週間, 1 日単位でどれだけ
勉強できるのかわかったら,
教科・分野ごとにどれだけ勉強するのかを決めます.

英単語暗記のようにだらだらやってはいけないことは
固め打ちでさっさと終わらせる,
そういう計画も必要です.

数学が得意なので完全に得点源にしたい,
それなら得意をさらに伸ばす計画も必要です.

これも目標設定が前提ですが,
その目標に向けてどう配分するかを考えます.

数学でも確率には苦手意識があるというなら,
確率の比重を上げないといけないでしょう.

センターは問題自体はそこまで難しくないにしろ,
国公立の人だと全科目バランスよく
高得点を取る必要があります.

世界史の場合, 浅く広くカバーする必要があり,
1 つ 1 つを丁寧に勉強しすぎて
全範囲終わらなかったという人もいます.

人によっていろいろな目標があり,
いろいろなバランスの取り方があります.

自分にとって適切なバランスを考え,
その目標に向けて計画を立てて勉強しましょう.

参考書・問題集をこなすペース

教科・分野ごとのバランス・勉強時間が決まったら
使う参考書・問題集をどれだけこなせるかを
詳しく見る必要があります.

1 冊 1 冊が完璧にならない計画では意味がありません.

  • 何日でどこまで進めるべきか,
  • 毎日どのくらい内容的な量をこなすべきか,
  • 実際にやってみて目標が到達できているか,
  • ずれたときにどう修正すればいいか,
  • 他の科目・分野とどう調整するか,

これを具体的な数値に落とし込みましょう.

最後に: 気軽に質問してください

大学受験に限らず何か聞きたいことがあれば
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