実際の文章の英語発音

サンプルとして『数学版 これを英語で言えますか?―Let's speak mathematics!』からいくつか収録してあります. 興味があればこの本を買ってみてください. ここも少しずつ充実させる予定です.

TODO 式まじりなので TeX で書いて PDF を張りつけるべきだろう.

北海道大学 2001 年

まずは式から. \begin{align} \int_{0}^{a} \frac{x^{2n+2}}{1 - x^2} dx = \frac{1}{2} \log \frac{1+a}{1-a} - \sum_{k=0}^{n} \frac{a^{2k+1}}{2k+1}. \end{align}

まずパーツごとにを紹介していきます.

では全体をまとめて読んでみましょう. 読みやすくするため, 適当に区切っておきます.

北海道大学 2001 年 その 2

\begin{align} X = p \begin{bmatrix} 1 & 2 \ 2 & 4 \end{bmatrix} + q \begin{bmatrix} 4 & -2 \ -1 & 1 \end{bmatrix}. \end{align}

新課程に行列はありませんがとりあえず.

パーツごとに紹介といっても本質的には行列だけなので, 一気に全体を読んでしまいましょう. 適当に区切っておくので, どれがどれに対応しているかわからないことはないはずです.

実際にはもう少し楽に読んでもいいです. 例えば次のように.

帯広畜産大学 2001 年

\begin{align} B = \begin{bmatrix} 0 & 0 & 0 \ a & 0 & 0 \ \log_{2} p & a - 2b & 0 \end{bmatrix}. \end{align}

新課程に行列はありませんがとりあえず.

パーツごとに紹介といっても本質的には行列だけなので, 一気に全体を読んでしまいましょう. 適当に区切っておくので, どれがどれに対応しているかわからないことはないはずです.

もっとシンプルにこう読んでも通じます.

旭川医科大学

\begin{align} t \sin \alpha = (1 - t) \cos \alpha \quad \left(0 < \alpha < \frac{\pi}{2} \right). \end{align}

読み方はいくつかあります. 硬い読み方から紹介していきます.

次はこんな感じ.

黒板に式を書きながらなら次のように言っても通じるでしょう.

室蘭工業大 2001 年

\begin{align} f(x) &= 2 x^{3} + \int_{0}^{2} f(t) dt, \ \int_{0}^{x} (x-t) g(t) dt &= \frac{1}{5} x^5 + \frac{1}{4} x^4 + k x^{2}. \end{align}

いつもと同じで読み方はいくつかあります.

$x^4$ などを読むときには $x$ to fourth と the を抜いても問題ありません. まずないはずですが, 文章で読み方を書かなければいけないときは さすがに the をつけるべきです.

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