ベヘモト(ベヒーモス)とカバ

はじめに

私が所属している語学コミュニティに投稿したコメントです.

引用

ベヘモト (七十人訳ではθηρiα「獣」) 「すべての記述を慎重に検討した結果, カバだけが該当する唯一の動物であり, ベヘモットについての記述のすべてが, これまでわかっているカバの習性に明らかに合致するとの確信を持つに至った」 (ウィリアム・スミス『聖書動物大事典』)

コメント

雑なネタを放り込んでばかりで申し訳ないのですが, 単語一語に対して関連する記述を追いかけに追いかけて, 言葉の起源を多面的に追いかけるこの辺の話がすごい好きで, 溝江先生の話が好きなのもこの辺の事情がかなりあります.

文献学

最近の文献学は書物の電子化を進めていて, 全文検索で単語が出てくるところを簡単に串刺し検索できるようになってきて, 文献学のIT化で文献学が新たな局面を迎えているとかいう話も聞きます. そういうのがもっとアクセスしやすくならないかな, と思いつつ, 国際的にやらなければいけないはずで誰がどんな責任と資金でメンテナンスを続けるのか, とても気になるところでもあります.