中国語の「方言」問題¶
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ちなみに, 北京語と広東語ではコミュニケーションは全く成立しません. 香港映画も広東人以外は日本人と同じく字幕を見ます. 東京弁に対する津軽弁なんて次元ではありません. 広東語になると文法・一部語順まで違ってくるので別言語. 英語とイタリア語くらいの違いは軽くあります.
「私は日本人です」 5 連発
- 北京語 (普通話):ウォースーリーペンレン
- 上海語:アラズサパニン
- 台湾語:ゴアーシージップンナン (リップンラン)
- 広東語:ンゴーハイヤップンヤン
- 客家語:ンガイヘイニップンニン
漢字で書くと我是日本人 (広・客は我係日本人) ですが, これだけ違います.
コメント¶
中国語の方言問題, 時々の支配地域や中央政権の場所やら何やら歴史的経緯が死ぬほどあるはずで, 方言に見る中国史みたいな話が面白そうだと前から思っているのですが, どうすると勉強できるのかいまだによくわかっていません. 理工系の中高生向けコンテンツを拡充したいと前からずっと思っていて, そういうところにこういう補助教材をいろいろぶつけたいと思うだけ思って, 具体化に至らず幾星霜という感じです.