【不完全性定理のキモは帰納法でも自己言及でもなく「掛け算」なんだ!】¶
本文¶
な, なんだってー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!.
某不完全性定理に関するエッセイ読んだけど, ところどころもにょもにょする. 妙に背理法強調してたり (関係あるのか?), 「ペアノの公理系に不完全性定理があてはまる理由は数学的帰納法を含んでいるから」とか (ロンビンソン算術の立場は…)
あああぁ, ロンビンソン算術ってなんだよいったい. ロビンソン算術だよ.
足し算と掛け算をもつロビンソン算術は不完全定理が適用できて, 足し算のみのプレスバーガー算術には適用できず実際完全. ということは不完全性定理のキモは帰納法でも自己言及でもなく「掛け算」なんだ! と言ってみるテスト.
かけ算, つらい.
追記¶
コメントを頂いたので.
@phasetr乗法のみのSkolem arithmetic(https://t.co/Ow2wzfyZql)もあって、それはPresburger arithmeticと同じく決定可能な理論(https://t.co/KqCXNgqWfy)だけど。
— カオナシ(T.MATSUMOTO) (@CharStream) 2016, 1月 31
@CharStreamありがとうございます。現時点では本当に全くわかりませんが、来るべき時に備えて記録しておきます。
— 相転移P(市民) (@phasetr) 2016, 1月 31
@phasetrPAの乗法を弱めたような体系でSelf-verifying theories(https://t.co/IOOKnmnytN)というのがあるので、それも調べてみると面白いと思いますよ。
— カオナシ(T.MATSUMOTO) (@CharStream) 2016, 1月 31
何はともあれメモをする.
ラベル¶
数学, 数理論理学, 数学基礎論