短いメモ集

2015-03-06 書籍紹介: 宮田親平『毒ガス開発の父ハーバー 愛国心を裏切られた科学者』

これか. 読みたい. ほしい.

2015-03-24 松田道雄『育児の百科』が面白いようなので

読んでみたいのでメモ.

2015-05-03 西田正規『人類史のなかの定住革命』

面白そうなので読書リストに放りこんでおいた.

2015-04-05 新刊案内: 『小平邦彦----人と数学』(日本数学会編)

Twitter経由でほしい本が100冊単位で溜まっている.

2015-04-06 新刊案内: 照井一成 『コンピュータは数学者になれるのか? -数学基礎論から証明とプログラムの理論へ』 青土社

patho_logicさんのアレだし中身が気になる. そういえば菊池誠『不完全性定理』もいまだにきちんと読めていない.

2015-05-28 ウィリアム H. マクニール『疫病と世界史』が面白そうだったので

『疫病と世界史』はこの二分冊か.

疫病と世界史 上 (中公文庫 マ 10-1) 疫病と世界史 下 (中公文庫 マ 10-2)

面白そうな本が世界には多過ぎてつらい.

2015-04-30 ほしい本リストへの追加: 八杉佳穂『ずかん文字』技術評論社

面白そう. Twitterをやっていると欲しい本・読みたい本がどんどん増えていく. 嬉しいやらつらいやらという感じでつらい.

2015-08-01 ツイート・記事紹介: 世界史悪党6人衆とその中のヘリオガバルスの言動

とりあえずヘリオガバルスをWikipediaで調べてみた.

凄い記述がたくさんあったので引用したい. 引用し過ぎでアレな感もある.

ヘリオガバルスは放縦と奢侈に興じ、きわめて退廃的な性生活に耽溺し、しかもその性癖は倒錯的で常軌を逸したものであった。

ヘリオガバルスの退廃した性生活についての話題は、彼の政敵によって誇張された部分があるともみられているが、後世の歴史家からも祭儀にふけって政治を顧みなかった皇帝として決して評判はよくない。

ローマ入城の際、人びとは新皇帝の出で立ちをみて驚愕した。少年皇帝は、地面に届きそうな長袖を支える紫色の地に錦糸をあしらった司祭服を着用し、ネックレスや腕輪など豪奢な装身具をほどこし、頭上に宝石を散りばめた帝冠をいただいたうえで女装していたからである。

彼女はアウグスタ(皇后)の称号を得たものの、この結婚生活は長く続かず、その年のうちに2人は離婚した。パウラが皇帝の異常ともいえる性愛に応えられないというのが離婚の理由であった。

皇帝はパウラと離婚すると、220年末に「ウェスタの処女」たる巫女のアクウィリア・セウェラ(英語版)を手篭めにして再婚した。竈(かまど)の神ウェスタに仕える巫女は共同生活を送り、聖なる火を絶やさぬことを務めとしていた。幼少時に神職に召された巫女たちは「神々に身を捧げる」という意味から、その身を清らかに保つため、神に仕えるあいだ処女を貫くことが求められ、その禁忌を破った場合には生きたまま穴埋めされるという恐ろしい掟があった。しかし、ヘリオガバルスはそのような掟は意に介せず、彼女と結ばれれば、神のような子どもが授かると信じ、彼女に禁忌を犯させてでも結婚を強要したのである。

退廃と性的倒錯

急進的な宗教政策以上にヘリオガバルス帝を有名にしたのは、倒錯的かつ退廃した性生活に関する逸話である。そもそもヘリオガバルスは、正式な結婚生活すら4回の離婚と5回の「結婚」を繰り返しているのである。

「ウェスタの処女」セウェラとよりを戻し、4度目の結婚をしたはずの皇帝であったが、その年のうちにまたも離婚した。今度は、こともあろうに小アジア出身のカリア人奴隷で、しかも男性であるヒエロクレスの「妻」となることを宣言。これが、5度目の「結婚」であった。さらに『ローマ皇帝群像』によれば同じく男性の愛人である戦車選手ゾティクスとも結婚したと伝えられている。

皇帝は、公共浴場へ行っては女風呂に入って女性たちに脱毛剤を塗ってやったとか、毎晩、怪しげな女たちをベッドルームに連れ込んで彼女たちの痴態を観察するなどの淫行を繰り返した。また、密偵を放ち、ペニスの巨大な男性を探させて宮廷に連れて来させ、情事を楽しんだ。皇帝は芝居をしながら、突然全裸になり、片手を胸に片手を陰部に当ててひざまずき、巨根の男に向かって尻を突き出して腰を前後運動させたという。猟奇的な逸話としては、神殿内で飼育している猛獣に切り落とした男性器をエサとして与えたというものまで伝わっている。『皇帝列伝』は、以下のように伝える。

元老院議員として宮殿に出入りしていたカッシウス・ディオはヘリオガバルス帝の性的倒錯を記録し、同性愛ばかりではなく女装癖があったとして実際にその現場を見たことを記録している。カッシウスは、以下のように伝える。

カッシウスはまた、「皇帝は、いつしか男を漁るために酒場に入り浸る習慣を持つようになり、化粧と金髪の鬘をつけて売春に耽溺した」と叙述してこれを非難し、皇帝が最終的に帝国の中枢である宮殿に客を呼び込んで売春宿にするという醜態まで晒したと記録している。

…遂に皇帝は権威ある宮殿までも自らの退廃の現場とした。宮殿の一室に売春用の場所を用意して、そこを訪れる客に男妾として体を売ったのだ。ヘリオガバルスは売春婦がそうするように裸で部屋の前に立ち、カーテンをつかんで客を待った。そして男が通りかかると哀れを誘うような柔らかい声で甘えるのだった。

皇帝は全裸で廷臣や警護兵を甘い声で誘い、男娼として売春する一方、金髪の奴隷ヒエロクレスに対しては「妻」として従っていた。厚化粧して妻になりきり、しかも、「ふしだらな女」と噂されるのを好んで、他の男性とも肉体関係を結んだ。これを知ったヒエロクレスは「妻」である皇帝の不貞をなじり、罵倒し、しばしば殴打におよんだ。そして、皇帝は、殴られて自分の眼の周りがどす黒く腫れ上がったことを悦んだという。また、性転換手術を行える医師を高報酬で募集していたともいわれている。このことからヘリオガバルス帝の性癖について、これを同性愛や両性愛というより、トランスジェンダーの一種として考える論者も多い。

世界史をはじめとして人文系の素養のあまりのなさ, 勉強不足を感じるので, 最近勉強し直している.

2015-08-02 青木薫訳, エドワード・フレンケル『数学の大統一に挑む』

青木薫さん訳だしエドワード・フレンケルだしで超読みたい.

2015-09-10 読書・積読リスト: 『圏論の歩き方』

引用されているのは次の本.

『圏論の歩き方』, 小嶋先生と西郷さんの文章があって超読みたい. ほしい本ばかり増えていって積読も増えていくのが本当につらい.

2015-09-13 2015-08-25発売, 日経サイエンス2015年10月号【追悼・南部陽一郎博士「南部先生が成し遂げたこと」】

大栗さんの文章だし読みたい. とりあえずメモ.

2015-09-14 『プリンストン数学集成』ティモシー・ガワーズ総編集, 砂田利一ほか監訳(朝倉書店)

高いがほしい.

2015-09-07 新刊発売: 2015-09-18 江口徹, 菅原祐二著『共形場理論』, 岩波書店

ほしい. とりあえずメモだ.

2015-09-15 読書メモ: 『数学セミナー 2015-09 号』面白記事メモ: 早く読みたい

買うだけ買ったはいいが, まともに読めていない. さっさと読もう.

2015-09-16 読書メモ: 【セシルマクビーと学研がコラボ! “史上最強にかわいい”参考書登場】ということで中学生 (女子) 向け参考書が出たようなので買ってみる

お堅い参考書なんて時代遅れ!? セシルマクビーと学研がコラボ! “史上最強にかわいい”参考書登場というニュースを観測した.

出発点は、「かわいい!と思ってくれれば、勉強のモチベーションも絶対アップするはず」。そんな思いから、女の子の気持ちを知る若い女性編集者が集まり、細部までこだわりぬいた。“史上最強!のかわいさ”が実現した参考書になっている。

実際のところはどうなのだろうか. もちろんこれで喜ぶ層はいるのだとは思う.

もちろん、かわいいだけでなく参考書としての実用性も◎。各学年の5教科の要点が1冊にまとまっているので、日常学習や定期テスト対策に1年間ずっと使える。学習ページには、楽しくおしゃれに勉強できる工夫も盛りだくさん! SNS風のチャットを読みながら学習できるページや、ガールズライフと学習内容を関連付けたコラムページなど、一度読み始めたら止まらなくなっちゃうかも!?

とりあえず中一の分を買ってみよう.

2015-09-20 betweenで両端を含むかどうかは自明ではなく, 不安ならinclusiveを追加すべきという話

これはEven and Odd Numbers: 偶数と奇数 英語で学ぶ算数という記事を書いていたときに 気になったことだ. 英語, もっときちんと使えるようになりたい. 数学・物理をやる上で大切な道具だ.

2015-09-21 小倉博行著, 『ラテン語とギリシア語を同時に学ぶ』

何これ面白そう. めっちゃほしい.

2015-10-04 読書メモ: アレクサンダー『無限小』

アレクサンダーぎ無限䰏』(岩波書店)が数日後に発売されるそうだ。値段がちょっと高い。4000円だそうだ。アメリカではベストセラーになったスゴイ杬だが、買ってくヌとはちょっと言い難いなあ〃研究費で買える亻は買って下さい、位は言っても良いだろう。

— 足立恒雄 (@q_n_adachi) 2015, 8月 26

何となくほしい. とりあえずメモ.

2015-10-05 記事紹介: 中室牧子『教育の経済学』の書評的な記事を見かけたので

先日, 読みたい本的に記事を書いたが, 中室牧子『教育の経済学』の記事があった.

まだ読めていないのでとりあえずメモ.

  • 子どもをほめるときには、もともとの能力てなく、具体的に達成した内容を挙げることが重要

これはよく聞く. 気をつけたい.

  • 平均的な学力の高い友だちの中にいると、自分の学力にもプラスの影響がある
  • 学力が優秀な子どもに影響を受けるのは、上位層だけ。「学力の高い友だちといさえすればよい」は間違い

実に殺伐としている.

  • 人的資本への投資は子どもが小さいうちに行うべき
  • 幼児教育への財政支出は、社会全体でみても割りのよい投資

これも殺伐感漂う.

  • 少人数学級には効果があるが、費用対効果は低い
  • 教育を受けることの経済学的な価値に対する誤った思い込みを正すだけで、子どもの学力はあがる

少人数学級は前にも何か記事を引用した記憶がある. 後者, どういうことなのか気になるので本読みたい気持ちが高まる.

面白そう. 教育学, 本当にきちんと勉強してみたい. お金と時間がほしい.

2015-10-13 記事紹介: 菅原裕輝『科学哲学を専門的に学びたい高校生・大学生のために(随時更新)』

菅原裕輝さんによる科学哲学を専門的に学びたい高校生・大学生のために(随時更新)というページがあったので. いくつか引用しておきたい.

・〈科学哲学を専門的に学ぶ〉ことを,ここでは以下の三つの能力が身につくことを指すものとする(筆者の個人的な意見であり,共通認識ではない).

(1)サーヴェイができる ・自分が関心を持つ問題に関する基礎的文献・基礎資料を集め,読み,これまでにどのような議論がなされてきたかを知り,これまでになされた議論の長所・短所をそれぞれ整理し,残された問題を整理できるようになる.

(2)残された問題をシンプルに再定式化できる ・どのような前提のもとで何が争点となっているかを明確に示せるようになる.

(3)再定式化された問題に新たな視座を与えられる ・再定式化された問題がもつ可能な論理空間を考究したり,再定式化された問題の時間軸や射程の範囲をずらすことにより,既存の問題枠組みでは想定されていない範囲に焦点を当て新規性を生み出せるようになる(新規性のある学術論文が書けるようになる).

これ以外にも次のような項目がある.

次の記述が不穏で面白かった.

訪問後,研究室の院生の就職状況・研究状況を調査する.院生に直接訊くと不穏な空気になる恐れがあるため,お会いした院生やODの名前を控えておき,訪問後に調査(google検索)する.もちろん,率直に話してくれそうな院生には直接訊いてみると良い.研究室の院生がどれだけ真剣に科学哲学の研究をしているのかを見極めることが大事.

あと次の最後の記述がとても大事だと思っている.

当時のわたしのように,科学哲学を専門的に学びたいが,何をどうすれば分からないという方のために,このブログ記事を作成した.そういった方が日本にいるのかは,正直わからない.もしそういった方がいるのだとすれば嬉しいし,このブログ記事がそういった方の役に少しでも立つことができるのであれば,もっと嬉しい.

私も頑張ろう.

2015-10-14 文献紹介: 楊静芳『中日昔話における異類婚姻譚の比較研究』

200ページもある.

2015-11-01 ツイート・記事紹介: 『お金をかけずに英語を学ぶ。Kindleで無料で読める洋書77選』

ガリバー旅行記とか一度きちんと読んでみたい.

2015-11-05 記事紹介: 『東大理?3兄弟ママが話題だけど、京大3兄弟の強烈オヤジの方がずっとおもしろい件』

東大理?3兄弟ママが話題だけど、京大3兄弟の強烈オヤジの方がずっとおもしろい件という記事を見かけたので. ちょっと引用する.

それよりも、私が最近興味深く読んで、大変共感したのは、『強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話』だ。これは、ほんとうに強烈で、子どもが「高校を辞めたい」と言ったら、オヤジが「いいよ」と言って簡単に了承してしまう。そして、子どもは自分で大検を取って塾にも行かず独学て勉強し、京大に合格する、しかも3兄弟ともにだ。その秘訣は、強烈なオヤジが、子どもたちを引き連れて本屋に行き、大量の学習マンガや本を購入して読ませたり、教育によい映画やドキュメンタリーを録画してみせて、それらの感想を言わせたりする独特の家庭教育にあった。

この本, 読んでみたい.

2015-11-07 記事・書籍紹介: 『プログラマ向けに書かれた「Soft Skills」』技術以外のほとんどのスキルがここで網羅されているという

元記事からいくつか引用する.

Soft Skills 。alc.co.jp によればソフトスキルは「対人的な交渉・指導・意思疎通などをうまく行える能力(または知恵)」のことらしい。そのタイトルからも分かる通り、プログラマ向けに書かれた本だがほとんど技術の話は書かれていない。

あとこれ.

読むたびに「え?そんな内容までカバーするの?」と驚かされるばかりである。以下カバーされている領域の一部を紹介する。

  • 雇用形態の選択肢
  • 会社で出世する
  • リモートではたらく方法
  • テクノロジーを宗教的にあつかうな
  • コード書きのためのマーケティング
  • ばかに見えるのを怖がるな
  • メンターを探す
  • 燃えつき(burnout) は治せる
  • hard work の価値とそれを避けてしまう理由
  • 入社時給与交渉
  • 不動産投資
  • きちんと引退プランを理解していますか?
  • 彼氏・彼女の戦略的な見つけ方

ちょっと読んでみたい.

2015-11-08 読書リスト: 本橋 永至『Rで学ぶ統計データ分析 マーケティングデータを分析しながら正しい理論と分析力を身につける』

数学のプログラミング関係と統計関係, きちんとやってみたいので参考にしたい.

2015-11-20 読書リスト: 山崎雅人『場の理論の構造と幾何』

幾何はともかく場の理論部分を読んでみたい. とりあえずメモ.

2015-11-21 向井湘吾『お任せ! 数学屋さん』

電車で女子中学生か高校生が読んでいた.

レビューもいいのでちょっと読んでみたい.

2015-11-26 山下純一『グロタンディーク巡礼 数学思想の未来史』現代数学社

Grothendieck関係.

他に『収穫と蒔いた種と』などGrothendieck関係の本をきちんと読んでみたい. 本が積読でどんどんたまっていく.

2015-12-06 ツイート・書籍紹介: 後藤健二『エイズの村に生まれて―命をつなぐ16歳の母・ナターシャ』(汐文社・2007)

古いツイート記録から発掘した. とりあえずメモ.

森皆ねじ子『人が病気で死ぬワケを考えてみた』

これか.

人が病気で死ぬワケを考えてみた

医師で漫画家とのことだった. マンガというか, 絵が描けるのは強いなと改めて思う. 最近またお絵描きの練習をはじめたが, 続けるモチベーションがまた増えた.

なかみ検索も見たが, こんな感じでもきちんと本になるというのも貴重な示唆だった.

2016-01-14 新刊・読書メモ:中岡宏行『圏論の技法(仮題)アーベル圏と三角圏でのホモロジー代数』

ほしい.

2016-01-20 読書メモ:見尾三保子『子どもの学習にいちばん大切なこと』

というわけで連続ツイート紹介.

この本, 買って読んでみよう.

2016-02-07 『あの文豪の長女も書いていたボーイズラブ『古典BL小説集』』

あの文豪の長女も書いていたボーイズラブ『古典BL小説集』という記事があったので. メモとしていくつか引用.

これまでに『ゲイ短編小説集』、『レズビアン短編小説集』という、異色のアンソロジーを出してきた平凡社ライブラリーが、このジャンルを見逃すはずはありませんでした。

不勉強でそんなのがあったとは知らなかった.

ねじれた三角関係は、同性愛ではなく彼ら男性のマッチョな部分こそが、自然を逸脱しているのではないか?という疑問を炙り出していきます。

「自然」の定義が気になる.

大気圏を越えたBL

女性はもう存在しない。 太陽の膨張によって、地球は滅亡。残された人類は、地球と似た惑星を探しに宇宙を旅していた探検隊の16名の男たち。 ただし、人類存続の道はありました。それは、男性同士で子供を産むこと。 滞在中のプロキシマ星の技術でなら、実現不可能な話ではなかったのですがー。

マリオン・ジマー・ブラッドリーとジョン・ジェイ・ウェルズ(男性名だけど実は女性)の共作によるSF小説「もうひとつのイヴ物語」(1963年作)は、究極の選択を迫られた男たちの姿を通じて、読者の倫理観を揺さぶります。 でもそれは、BL小説としての読みどころとはまた別の話。

これ気になる.

この物語のBL的な読みどころとは、一人の男と異星人の友情の行方にあるのです。 男性同士の生殖を肯定できずに苦悩する、隊長のエヴェレット。 そして、友である地球人を生き残らせるために力を尽くす、星に住む種族の唯一の生き残りである異星人ファニュ。 時に衝突し、時に歩み寄りながら互いを理解しようとする二人。 最後にエヴェレットがファニュへ贈る言葉は、まさにBLの神髄といえる名台詞!

読んでみたい.

2016-02-08 記事紹介: 『蚊はなぜ雨に打たれても死なないのか?』

記事はこれ. そして元の論文はこれ.

そもそもこの発想がなかった. 自分の発想力の貧困さに泣けてくる.

これ, どんな分野にあたるのだろうと思ったが, 『HighWire Press-hosted articles citing this article』の 文献や引用文献見る限りJ. Exp. Biol.やIntegr. Comp. Biol.だし, 実験生物学(?)とか計算生物学(?)か.

蚊にとって雨粒は自分の体と比べて最大で50倍も大きな物体であり、雨に打たれることは、人間であれば大型バスにはね飛ばされるほどの衝撃に相当します。ではなぜ、「バスが次々と降ってくる」状況下でも蚊は死ぬことがないのかについて、アメリカの研究者が実験で明らかにしています。

きちんと実験やっているのか.

蚊が雨の中を飛行する場合、25秒に1回の割合で雨粒にぶつかる可能性があります。自分の体積の50倍もの雨粒が秒速9メートル(時速32.4キロメートル)でぶつかるという状況は、人間が大型バスにはね飛ばされることに相当するため、その中に身を置けば数分ともたずに死んでしまうのが当たり前の危険が雨にはあるというわけです。

確かになかなか衝撃的なデータではある.

しかし、昆虫は羽に細かな毛があり、水をはじく性質(疎水性)の体を持っています。

このため水が直撃してもまとわりつくことなくはじかれます。

低速度の水滴なら……

水滴は、単にはじき飛ばされます。

本当か, という感じがある. 実験というか動画もあるのでまあそうなのだろうが. きちんと元の文献読んでいないのだが, 低速度というのはどのくらいなのだろう.

雨の中では2つのタイプの衝突があります。

一つは水滴が当たるときに昆虫が回転するタイプの衝突。

もう一つは、昆虫を下方向に落下させるタイプの衝突。

いずれのタイプの衝突にもかかわらず、蚊は素早く体勢を取り戻して飛行を続けることが可能です。

力学の基礎だが, こういう剛体系の話, 勉強不足で本当によくわからない.

しかし、体重の軽い蚊の場合、衝撃によって運動量はほとんど伝わりません。

この辺がよくわからない.

これは衝突時の速度変化を計算する簡単なモデル。水滴の質量(m1)に対して蚊の質量(m2)があまりにも小さいときは、衝突後、一体になっている状態での速度変化は無視できるほどのレベルになるはず。

論文読めばわかるのだろうが, ここで後者の【一体になっている状態での速度変化】, 水滴と蚊のどちらを指しているのかわからない.

あまりにも軽い物体には接触しているときに大きな力は伝わらず、水滴が変形することもありません。

これもそう. どちらに大きな力が伝わらないのか, 両方なのかとかよくわからないし, その影響もぱっと直観でわからない.

そして、蚊を含む昆虫は外骨格を持っているので水滴の衝突によっても体が変形せずに数十ミリ秒という短い時間で水滴から逃れています。

外骨格の強度と水滴が伝える衝撃について詳しく調べたくなる. あと数十 ms というのが蚊から見て短い時間なのかどうかよくわからない.

大きな運動量の変化を受けずに短い時間で水滴をやりすごすことで、蚊は雨の中でも飛べるというわけです。

速度変化といったり運動量の変化といったり, どちらかに統一してほしい.

こういう適当な日本語の文章を見ると, やはり原論文読むしかないのかと途方に暮れる. ある種のビジネスチャンスはあるのだろうとも思いはするが.

2016-02-09 『マーチン・ガードナーの数学ゲーム』別冊日経サイエンス176

これか.

読書リストに突っ込んでおこう.

2016-02-18 読書リスト: Mahajan, Street fighting mathematics, The Art of Insight in Science and Engineering

元のツイートを見つけられなくなってしまったが 面白そうな本があったので.

読みたい本がどんどん溜まっていく. Street fighting mathematicsとか格好よすぎるし私もやりたい.

2016-02-20 室井和男『バビロニアの数学』

何だこれ.

とても気になる.

2016-02-21 プログラミング: フリーソフトで遊ぶ数学・物理

この辺もいろいろやりたいのでとりあえずメモ.

時間が無限にほしい.

2016-02-22 塚本浩司『コーヒーカップとスプーンの接触音の音程変化 Variation in Tones of Sound from the Mug Hit by a Spoon』

楽しそう.

あとで読んでメルマガ書こう. とりあえずメモだ.

2016-03-21 Jacques Hadamard『数学における発明の心理』

これか.

数学における発明の心理

とりあえずメモしておく.

書泉グランデMATHのツイートから2014数学書年間ベスト10

大沢先生のは読んだ. $\bar{\partial}$ はもっとやりたいが, 優先度低めに設定している.

それ以上に数学に限らず専門書で「わかりやすい」とかいうある種詐欺的なタイトルどうにかならないだろうか. 勝負所そこか?

2016-04-13 ツイート・読書メモ: 香西秀信『論より詭弁 反論理的思考のすすめ』 (光文社新書)

これか.

最後の部分が気になるので 要立ち読みチェックだ. とりあえずはメモ.

2016-05-03 版権が切れていてDLできるオーナメントハンドブック

よくわからないがとりあえずメモ.

2016-05-07 読書メモ: 瀬山士郎『読む数学 数列の不思議』角川ソフィア文庫

Fibonacciはもう有名すぎてアレだが, それでも実際のいろいろな応用というか展開はよく知らない. 気にはなるのでメモ.

2016-05-17 鈴木宏昭『教養としての認知科学』東京大学出版会

何となく気になるのでとりあえずメモ.

2016-05-18 マスオ『高校数学の美しい物語』SBクリエイティブ

高校数学の美しい物語

これか. ちょっと気になる. とりあえずメモ.

2016-05-20 杉原厚吉『だまし絵と線形代数』シリーズ・現象を解明する数学

だまし絵と線形代数 (シリーズ・現象を解明する数学)

こういう場合の常としてとりあえずはメモしておく.

2016-06-12 読書メモ: 高瀬正仁『高木貞治とその時代 西欧近代の数学と日本』

ほしい. メモがてらページから引用しておこう.

高木貞治とその時代 西欧近代の数学と日本 高瀬 正仁 ISBN978-4-13-061310-1, 発売日:2014 年 08 月下旬, 判型:四六, 440 頁

内容紹介

世界的数学者高木貞治. 彼はどのような道のりをたどり, 類体論をはじめとする偉大な業績や数多くの名著を残したのか--近世から近代へと学問がダイナミックに変遷した時代を懸命に生きた, 高木と彼をめぐる人びとの姿を鮮やかに描き出す.

主要目次

プロローグ-日本の近代の星の時間に寄せる

第一章 学制の変遷とともに 一 菊池大麓の洋行 二 和算から洋算へ--高久守静の回想より 三 藤澤利喜太郎の帰朝 四 高木貞治と一色学校

第二章 西欧近代の数学を学ぶ 一 三高時代 二 帝国大学に学ぶ 三 藤澤セミナリー

第三章 関口開と石川県加賀の数学 一 洋算との邂逅 二 衍象舎の人々

第四章 西田幾多郎の青春

第五章 青春の夢を追って 一 クロネッカーの青春の夢 二 ドイツ留学 三 類体の理論 四 過渡期の数学

第六章 「考へ方」への道--藤森良蔵の遺産 一 「考ヘ方研究社」の創設まで 二 『高数研究』と日土大学 三 再生と終焉

附録 エピローグ-高木貞治をめぐる人びと 年譜 黎明期の日本と高木貞治の生涯

2016-06-19 読書メモ: 加藤明『「もっと読みたい」と思わせる文章を書く』

これか.

「もっと読みたい」と思わせる文章を書く

参考にしよう.

2016-07-04 読書メモ: 飯間浩明『伝わる文章の書き方教室 書き換えトレーニング10講』

これか.

長門さんのお勧めだし気になる. ちくまプリマーのシリーズ自体気になる. 数学・物理方面でもちくまはけっこう頑張っている感がある. 中高生に勧められる本とかも見繕っていきたい.

2016-07-06 読書メモ: 柳沼重剛『ギリシア・ローマ名言集』

面白そう. とりあえずメモ.

2016-07-09 読書メモ: 向井泰蔵『記臆の歌附き幾何学. 上巻』瓊林館

何これほしい. こういうのこそ青空文庫とかに入れてほしい. むしろ現代版を作れという話かもしれない. 頑張りたい.

2016-09-01 上野健爾『小平邦彦が拓いた数学』

Amazonを巡回していたら見つけた.

2015/12に出たばかりなのにsusumukuniさんが速攻レビューをつけているし, これがまた面白そうで困る.

いろいろアレな気もするが引用しておこう.

今日の私たちは現代数学の整備された観点から小平先生の業績を教わることが多く、小平先生の論文集をもとにその研究の軌跡を学ぶことは、この分野の専門家である研究者を除いて殆ど無いのではなかろうか。本書はこのアプローチを採る非常に貴重で有益な書である。本書を通読して印象に残った事を以下に感想として述べてみたい。

先ず、小平先生の数学研究におけるH.ワイルの影響の大きさだろう。スツルム・リューヴィル作用素の一般展開定理の密度行列の計算や『リーマン面の概念』の高次元化の研究はワイルの先駆的な業績が研究の起点であり、かつてやり残した分野で素晴らしい業績を挙げている小平先生にワイルが注目したのも当然と頷けると思う。また、本書から小平先生のヒルベルト空間論への造詣の深さを認識できる。スツルム・リューヴィル作用素や多様体の微分形式に作用するラプラス作用素(およびラプラス・ベルトラミ作用素)はともにヒルベルト空間における自己共役作用素であり、そのスペクトル分解や直交分解を活用して新理論を構築する小平先生の数学に、創世期の量子力学に精通した数理物理学者の姿を垣間見るのは評者だけではないと思う。

次に、数学研究における共同研究者あるいは有能なライバルの存在の重要性であろう。本書から小平先生の数学研究における「調和積分論」と「層のコホモロジー理論」の重要性を理解できるが、層とそのコホモロジー理論を勉強しようと誘ったのは、プリンストン高等研究所での同僚であり複素構造の変形理論の共同研究者にもなったスペンサーであった。1952年頃から学び始め、1953年の春ごろにその有用性を認識し、瞬く間に複素射影空間に埋め込めるコンパクトケーラー多様体を特徴付ける「埋め込み定理」という大定理を確立する小平先生の数学の進展の素晴らしさを読み取れる処に本書の大きな魅力がある。「私が夢見ることも出来なかった高みに到達した」とワイルが称える偉業であり、この業績は今日でも最大級の称賛に価すると思う。

この辺りで注目したいのは、複素直線束に係数を持つ微分形式に対し、∂-(ディーバー)作用素とその随伴作用素、更にそれらからラプラス・ベルトラミ作用素が定義でき、この場合にも直交分解定理が成立するという事実だろう。これからコンパクトケーラー多様体上の複素直線束に係数を持つ正則微分形式(の芽の層)に対するコホモロジーの消滅が、そのコホモロジー類に属する調和形式がゼロである事を示す事に帰着する。秋月・中野両先生により考案されたこの方法で消滅定理を証明するのが、今日では標準的なものと認識されている。小平先生の当時の目標が高次元の複素多様体における「リーマン・ロッホの定理」の確立(定式化と証明)にあったという事実も非常に興味深い。この定式化を最初に考案し、いち早く複素ベクトル束の特性類の重要性を認識したのは、(今日コホモロジーの双対定理で名高い)セールであったという事実から、「小平とスペンサー、カルタンとセール、などの超一流の数学者はやはり眼の付け処(層のコホモロジーの重要性の認識レベル)が違う」という事を改めて認識させられる。

最後に、本書の終盤で扱われている「複素多様体の変形理論」と「解析曲面の分類理論」でも、層のコホモロジーが基本的で重要な役割を演じている事が読み取れる。変形理論の小平・スペンサー写像にH1(M,Θm)が現れ、変形族の存在条件にH2(M,Θm)の消滅が現れる事、また解析曲面の双有理型不変量の殆ど全てが層のコホモロジー群の次元から定義できる事からこれは納得できると思う。上野先生は「小平の数学研究では調和積分論が大きな役割をもっており、理論の進展に欠かせない基本的な道具であったことが分かって頂けるであろう」と指摘されているが、「層のコホモロジー理論」も同等の重要性をもつ不可欠な道具であったことを指摘したいと思う。連接層のコホモロジーでは、本書でも触れられている様に、多変数関数論での岡、カルタン・セール、グラウエルトなどの重要な業績は外せないが、双書「大数学者の数学」の中の大沢健夫『岡潔 多変数関数論の建設』と好一対をなす本書に、「小平邦彦 調和積分論と層のコホモロジー理論による複素多様体論の建設」という副題を付けてみたくなるのは評者だけではないだろう。

学部の頃から小平先生と深谷先生に憧れがあるというのもあり, 幾何はもっと勉強したいが全くできていない.

この本, 本当に読みたい.

時間がたくさんほしい.

2016-09-25 岡本久『日常現象からの解析学』: 読書メモ

これほしい. とりあえずはメモ.

ドラゴンナイト5がDMM GAMESで出る衝撃的展開

ドラゴンナイト5がまさかDMM GAMESで出るとは思わなかった.

衝撃のあまり記事化してしまうレベル. ドラゴンナイト4, やったことはないものの名作として名高い. そしてかなり難しいらしい.

ネタばれ的に知ってしまったため私はよくわからないが, ストーリーもかなり衝撃的らしく多くのユーザーが展開に衝撃を受けたという.

ドラゴンナイト4, リアルにやってみたかった. そんな遠い記憶を呼びさます初秋.

斎藤毅『線形代数の世界』が読みたい

さわらさんからのお役立ち情報を記録する.

集合・位相の本が面白かったのでかなり期待している. 買ってみるか.

『カオスとアクシデントを操る数学―難解なテーマがサラリとわかるガイドブック』: 読書リスト

該当ツイートを忘れてしまったのだが, 『カオスとアクシデントを操る数学―難解なテーマがサラリとわかるガイドブック』という本の話を見かけた.

本としてはこれだ.

Amazonにあった内容から引用.

あの手この手で学生に数学を教え込む達人二人が書き上げたイラスト満載で画期的にわかりやすい数学ガイドブック。無限集合、トポロジー…現代数学の入門にも最適。

面白そうだし図も満載らしいから参考に読んでみたい.

飯高茂 「数学の研究をはじめよう(Ⅰ)」 現代数学社: 読書リスト

これか. ほしい. 買おう.

David Ruelle『数学者のアタマの中』: 読書リスト

これだ.

このRuelle, 私の分野の先達だ. 相対論的場の量子論でのHaag-Ruelleの散乱理論や, 統計力学の数理物理で顕著な業績がある.

Ruelleの有名な統計力学の数理物理の本二冊のうち, 一冊は持っている. あまりにも議論が追いかけられず, 田崎さんに極めて読みにくい本だと教えてもらった記憶がある. 読みにくいどころかあんなのは読めたものではない. 昔の人, よくあんなのを読めたなと感心する.

ちなみにこれ. 絶対にお勧めしない.

それはそれとして『数学者のアタマの中』はそういう数学的地雷要素はないだろうしちょっと読んでみたい.

『各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと』: 読書リスト

これはほしい. 買い物リストに突っ込んでおいた.

ブライアン バターワース『なぜ数学が「得意な人」と「苦手な人」がいるのか』

脳科学と言われた瞬間うさんくささしか感じなくなっていてとても悲しい. それはそれとしてとりあえず買ってみよう.

宣伝協力: [限定販売] 東大生200人が共感した!! 書籍『やってはいけない勉強法』

まず端的に書いておくと次のページで書籍出版に関するクラウドファンディングを募っている. これのシェアに協力しようというのと, できるなら資金協力までしてほしいという話だ.

3000円から資金協力できるので, 応援したいと思った方はぜひ応援してあげてほしい. 私もとりあえず3000円は出してきた.

一月になってしまうようだが, 資金援助すれば実際に東大生が一時間勉強の相談に乗ってくれるようだ. 今年の受験生だと遅過ぎるだろうが, 来年の受験生ならむしろちょうどいいスタートダッシュになるだろう.

3000円でも一時間相談に乗ってくれる. 本に関する費用とも合わせれば ほとんどタダで東大生に相談できる. ふつうに暮らしていたら東大生と話す機会はそうそうないという人が大半だろう. 本当に困っていることがあって相談したいことがあるなら, 3000円出してみる価値は十二分にある.

簡単に経緯を説明するとこのプロジェクトの統括をやっているという学生さんから宣伝に協力してほしいとの依頼のメールを頂いた. 現時点での草稿も見せてもらい, 中身は実に真っ当だったので協力しようと思ったのだ.

何より協力したいと思ったのは, 私が中高生くらいだったら喉から手が出るほどほしい情報だったから. 同じように思う人はたくさんいるだろう.

そして今の段階での草稿を見る限り, 私がサイトでまとめていることと方向性は同じだし, むしろだからこそ先方からシェアに協力してほしいと声がかかってきたとも言える.

目的がある状況で勉強が必要なときにはいつでも使える汎用的な方法, 視点でもあるし, 何か他人に勧めるときに「東大生がまとめた本だ」と言えば, 興味も持ってもらいやすい.

言っていることに大きく重なりがあるし, 他の人ががんばってそれを伝えようとしているなら そちらに流した方がこちらとしても楽でありがたい.

このサイトでも受験関係の情報をここにとりまとめているが, 私はもともとというか今でも数学や物理のゴリゴリの専門的な情報を出すのがメインの活動だ. その中で中高生との接点もあって, やはり大学受験は悩みの一つだった.

他の記事でも書いているように, いろいろな面から勉強に関する情報格差はひどくて, 「それもっと早く知りたかった」という話はたくさんある. 自分で編み出せていればそれで良かった話ではあるし, 実際にそうやっている人もいるが実際問題として私にはできなかったことだ.

情報を持っている人がいてそれを出してくれるというなら それをもらっていいところをどんどん取り入れた方が早くていいに決まっている.

上でも書いた通り一番安い金額であっても, 資金援助すれば本がもらえるだけでなく 一時間勉強に関する相談にも乗ってもらえる. 現受験生だと遅いが, 来年の受験生は相談してみて損はない.

やはりツールとして本は本当に強力だ. 私もこの動き, ぜひ参考にしたい.

並木陽『斜陽の国のルスダン』

何これ面白そう. 買う. 数学でもこういうのを作りたい.

数学・理論物理関係者は動画講義を作ってYouTubeにアップしよう

ぴあのんさんがいいことを言っていたので.

この辺を見ると本なりPDFなり動画なりのコンテンツを作る意味もわかる. 特に動画. その場で直接質問できなくなるデメリットがある代わりに, 上でぴあのんさんが上げたメリットはそのまま満たせる.

本やPDFよりも動画がいいのは適当に流せるところだ. うるさくいえば動画でも一時停止はある. しかし本やPDFだとわからないところがあると自動的に止まってしまう一方で, 動画はとにかく強制的に情報が流れてくる. 受動的に徹して通して受け取ることがいい場合もある.

また最近動画作っていないので, そろそろ何か作りたい. 現代数学観光ツアーも動画してYouTubeなりニコニコにアップしたい.

そういえば動画コンテンツをアップしてみたいという方, 私はそれなりのノウハウはあるのでご相談頂ければ適宜いい方法はお伝えしたい. とりあえずスマホがあればどうにかなる.

読書(記事)メモ: Telence Tao, There's more to mathematics than rigour and proofs

気になるのであとで読もう. 読書メモ.

津田一郎『脳のなかに数学を見る』: 読書メモ

数学と言われるとそれだけ心を惹かれるのはどうなのかと自分でも思う. そして『心はすべて数学である』と言われるとうさんくさいと思う自分もいる. とりあえず気にはなったのでメモ.

『心はすべて数学である』をAmazonでちょっと見てみたら, 次のような地雷ほぼ確定なのではと思しき言葉が並んでいた.

ゲーデルの不完全性定理、無限との格闘、超越的なカオスの存在……。

これ, 大丈夫なのだろうか.

ナイチンゲールの伝記が気になったので: 読書メモ

医療統計の祖でもあるわれらがナイチンゲール. この本は気になる. とりあえず記録しておこう.

並木陽『斜陽の国のルスダン』でグルジアの場所を覚えたので

ちなみに引用したWikipediaのページはギオルギという方のページで, もと数学者で政治家にもなった方だ. そして『斜陽の国のルスダン』ではルスダンの兄としてギオルギが出てくる.

あとグルジアをジョージアに呼称変更されたというのをこれを読んではじめて知った. そしてグルジアがどこにあるのか全く覚えられなかったのに, 黒海とカスピ海の狭間, トルコの北というのを今回の件で覚えた.

科学史とも絡めつつ地理とか世界史もっときちんとやりたい. あとタマラママの話も読みたい.

零@zero_hisuiさんのこれもとても気になるので応援していきたい.

「メンデル批判論争について」: メンデルは捏造していないという話

あとで読もう. 忘れる前にメモ.

ジェイムズ グリック『情報技術の人類史』

歴史を絡めた話もきちんとやりたいと思っている. とりあえずメモ.

矢崎成俊『実験数学読本』

前から気にはなっている. 実験というか具体的に手を動かせるのはけっこう大事だから. なるべくお金のかからないところから遊びはじめられることも大事.

須藤靖『もうひとつの一般相対論入門』

これほしい. メモしておこう.

吉田耕作『私の微分積分法』がちくま学芸文庫で復刊

良さそう. 買おう.

やまなしレイ『マンガは描ける!絵が描けない人でも』が気になったので

気になる. マンガ・イラストを主体にしたコンテンツを 作ってみたいとは思っているので参考にするべきか. とりあえず記録しておこう.

結城浩さんの『数学文章作法』の書評: 数学会の会員誌『数学通信』の書評群が楽しい

結城さんの本の書評もいいが, それ以上に数学通信にある書評群が楽しい. メモして記録しておこう.

グレン パケット「科学論文の英語用法百科」

ちょっと読んでみようかと思ってAmazonで一巻を調べてみたら6000円もしたので驚いてしまった. 高い.

すぐに読む時間もないがとりあえずメモ.

Princeton University Library rare books and special collections

リンク切れしていたが遷移先のページにはrare books and special collectionsとかいうのでけっこう気になる.

記録しておこう.

砂田利一『基本群とラプラシアン―幾何学における数論的方法』

今は(Twitter アカウント的な意味で)亡きkyon_mathさんのツイート.

砂田利一さんの「基本群とラプラシアン」の緒言と準備なんてすごい.緒言読むだけで類体論の目指すことがほぼ要約されているわけで,幾何しかやったことのない人は読めないだろう.準備は平坦ベクトル束とか出るので数論の初心者には無理? https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784314004992

そしてPaul.

前後が全くわからない.

何はともあれ面白そう. 読みたい.

神谷美恵子『生きがいについて』

これだ. 読書リストに入れておこう.

杉原厚吉『理科系のための英文作法 文章をなめらかにつなぐ四つの法則』がいいらしいので

これか. 買ってみよう.

数学のための英語みたいなのやる必要ありそうだし, いろいろネタを仕入れておきたい.

ほしい本メモ: 四ッ谷晶二, 村井実『楕円関数と仲良くなろう 微分方程式の解の全体像を求めて』(日本評論社)

楕円関数はろくに勉強していない. 黒木さんも楕円関数をだいぶ推していたのでちょっとやりたいとは思っているがなかなか手が出ない.

しかし境界値問題や変分問題と絡める部分にかなり興味がある. 具体的にどんなことをやるのだろう.

自然言語処理の理論に関わる本を教えて頂いたので

早速ポチった. ごつい数学パートはゴリゴリの方で紹介して, 雰囲気重視の感じで中高数学復習的な方面に流そう.

やること死ぬほどたくさんある.

エッセイ紹介: エッセイ:信仰、カトリシズム、国際政治−−『旧約聖書』との出会い

本文

エッセイから少し引用しておこう.

けれどもいまにいたるまで最も鮮明に覚えているのは、フレンドリーな会話の間ただいっとき緊張した場面である。その神父さんは、「ところで君はキリスト者なの」と尋ねられた。わたしは、当時ベルギーの大学街にあって確かに道ばたで佇むマリア像に感じ入り、神学部の図書館で見たこともない巨大な蔵書を眺めては一人おののいていたものの、信者ではなかった。どこか照れかくしもあり、和英辞典から直接抜きだしてきたような横文字で「アテイスト(無信教徒)です」と答えたのだが、そのわたしを待っていたのは「アテイストっていうのは大変なことなんだよ。君はそういえるほど毎日神を信じないという努力を払っているのかね」という衝撃的な再問だった。

八百万の神の世界に無意識に身をおいていたわたしは、この瞬間、神を信じ畏れることの激しさと、その裏返しとしてのアテイズムの緊張感を垣間見た。爾来、カトリシズム、キリスト教、そしてひろくイスラム教やユダヤ教を含めた一神教が頭から離れない。

数学に関してもこのくらいの誠実さをもって臨みたい.

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宗教学, 神学, 信仰, 数学

読みたい本メモ: 神社本庁編『靖国神社』(PHP研究所), 葦津珍彦『国家神道とは何だったのか』(神社新報社)

本文

前にも見かけたがまだ読んでいない. 他にも超本が溜まっている. やりたいことが多くて退屈する暇などない.

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