2017¶
2017-09-17 日本宗教学会は変な質問をすると恥になってしまうところ?¶
そこで「一段落ちる」と考える人は狭義の「宗教学」や「仏教学」ではやっていけるでしょうが、広義ではやっていけないと思いますよ。宗教学会のような短時間の質疑応答に耐えられないのなら。 https://t.co/VC0YGEwpft
— しがない大学教員 (@un_academician) 2017年9月17日
ここで引用されているツイートに関する流れは次の通り.
長松日扇の研究に対して日蓮正宗の側から真摯な質問が出るなど、先鋭的な信者によるレッテル張りの不毛さとは全く次元の異なる、崇高な議論の場が形成されていた
— 芳秋@9/24日秋コレ参加 (@frontier_a) 2017年9月17日
なかなか難しいところでして、非会員質問禁止にしてるのはその辺りなんですよね。変な質問したら名札付けてる自分が恥をかいてしまうので。ただ、仏教系の人たちの場合、主戦場は日本印度学仏教学会なんですよ。日本宗教学会は、ステージとしては一段落ちる。
— 大谷正幸(録誌斎) (@64sai) 2017年9月17日
仏教・キリスト教・神道・道教の各教については専門かつその分野で権威の高い学会があって、どっちかというと日本宗教学会は落ち穂拾いなんですね。反面、富士信仰みたいな、宗教的事象だけどどこにも発表するテーマの人にはここはありがたい場です。
— 大谷正幸(録誌斎) (@64sai) 2017年9月17日
今日も何度か質問したい衝動に駆られました(笑
— 芳秋@9/24日秋コレ参加 (@frontier_a) 2017年9月17日
東洋大の松野さんもおっしゃってましたが宗教学会は年に一度のお祭的要素もあるそうで、私のようなものにとってはあらゆる宗教が会するので楽しい機会です
発表の主軸よりも言葉の端々に出る単語に反応してしまいます
宗教なら何でもありですから、そこは楽しいところです。ただ、過去には如何にもあやしげな性的なトンデモをテーマにしていて学会を追い出された人もいます。
— 大谷正幸(録誌斎) (@64sai) 2017年9月17日
変な質問したら名札付けてる自分が恥をかいてしまうので
変な質問をすると恥文化圏, 人文系のアカデミックな場では存在するのかと衝撃を受けた.
この人, ピュアなアカデミアの人ではないそうなので, また少し感覚が違うのかもしれない. 実際の宗教学者はどう感じるものなのか, 本当に気になる.
もちろん, 私が知る数学や物理でも 「専門家なのにこれを知らないのはさすがに恥ずかしい」系の 話はあるし, もしかしたらそういう話なのかもしれない. 「変な質問」というのが曖昧なので何とも言えないが, 自分の専門外の話も極めて多いであろう, 大規模 (というか広域の?) 学会での質問が変かどうか, 専門外ではそもそも判断つかないだろうし, だからこその学会だろうし, とかいろいろ気になることはある.
専門ゴリゴリの研究会ではないのだから.
何はともあれ, これは学生の積極性が云々みたいなよくある話, 冗談ごとではないのだと理解した.
だからどうということを言えるわけでもないが, 衝撃だったので記録しておきたい.
どなたか (日本の?) 宗教学の事情をご存知の方はコメント頂けると嬉しい.
また別件で見かけたので.
発言権はないけど1000円払えば誰でも参加できる宗教学会システム。 pic.twitter.com/LWbxnWzB4E
— FUJITA YUH (@fujitayuh) 2017年9月16日
私の知る限り, 数学会は参加にお金もいらなければ, 質問・発言するのにもお金いらないと思う. 講演するのは会員でないといけないはずだが. 行ったことないが, 物理も参加・発言にお金いらないと思う.
他分野, 本当に全然常識が違ったので衝撃を受ける.
2017-06-02 感情エリートなる言葉を見かけたので¶
いま起きていることはエリートの否定ではなくて「知的エリートから感情エリートへのエリート属性の付け替え」なのラジよね。エリートは社会や大衆から否定されるどころか強く求められているけれども,求められているのは昔のような知的エリートではない。
— PsycheRadio (@marxindo) 2017年6月2日
それは「学者や文化人でなくお笑い芸人がオピニオンリーダーになる」といったことにも現れるし,「認知能力から非認知能力へ」「試験ではなく面接へ」といった教育や人事の変化にも現れているのラジ。
— PsycheRadio (@marxindo) 2017年6月2日
そしてそれは日本だけの傾向ではなくて世界中で共通に起きていることだし,それどころか「各国政府や国際機関によって意識的に推進されていること」なのラジよね。
— PsycheRadio (@marxindo) 2017年6月2日
そういう話を聞くと、一人で知的エリートも感情エリートも富豪も権力者も兼ねられ、しかもいずれも永続するだろうイヴァンカ・トランプ最強という感想しか出てきません。
— Hideo Seki (@seki33) 2017年6月2日
心理学でも「ビッグファイブのパーソナリティ特性が社会的成功や収入を予測する」というような話にどんどんなっているラジ。もちろん昔は「知能指数が〜」と言っていたのラジよね。この「人柄で評価されエリートになる社会」の進行を座視していていいのか,というのはいろいろ考えるラジね。
— PsycheRadio (@marxindo) 2017年6月2日
感情エリートの時代にはそこからもっとも遠い位置にいる人たちが新たに「障害」のラベルを貼られるラジ。知的エリート時代に知的な能力の低い人が障害のラベルを貼られたのと同じ。
— PsycheRadio (@marxindo) 2017年6月2日
心理学でも「ビッグファイブのパーソナリティ特性が社会的成功や収入を予測する」というような話にどんどんなっているラジ。
ビッグファイブというのは何だろう, ということで Google 先生にお伺いを立てた.
- http://psychoterm.jp/applied/clinical/a14.html
以下引用.
ビッグ・ファイブの定義
ビッグファイブとは、ゴールドバーグ,L.R.が提唱したパーソナリティの特性論で、人間が持つさまざまな性格は5つの要素の組み合わせで構成されるとするものです。 「特性5因子論」とも呼ばれます。
その5つの因子とは、「神経症傾向(N)」「外向性(E)」「経験への開放性(O)」「協調性(A)」「誠実性(C)」です。
神経症傾向は、環境刺激やストレッサーに対する敏感さ、不安や緊張の強さを表すものです。
外向性は、社交性や活動性、積極性を表します。
経験への開放性とは、知的好奇心の強さ、想像力、新しいものへの親和性を表すものです。
協調性は、利他性や共感性、優しさなどを表すものです。
誠実性は、自己統制力や達成への意志、真面目さ、責任感の強さを表すものです。
さまざまな研究から、ビッグファイブというこの5つの特性は、文化差・民族差を越えた普遍性を持つものとされています。
とりあえず注意しておこう.
2017-05-12 今日の知性の敗北: 外来種問題¶
このツイートを見た.
我々専門家集団に喧嘩を売るなら無知なままではいけません。勉強しましょう。この本が参考になると思います。https://t.co/VAL0j4Hq2Whttps://t.co/mTJNfVS9dL
— 細 将貴 (@MasakiHoso) 2017年5月12日
これについた次のツイートも地獄で, 端的に言って知性の敗北である.
@MasakiHosoまあまあ同じマイノリティー同士でいざこざは良くないと、それでは一般の人がますます遠ざかっていってしまうと私は思うのだが?あからさまに敵視も問題だし上から目線も如何かと?
— 蝶鳥蜻蛉 (@tyotyotombo) 2017年5月13日
そして何かやりとり.
外来種だろうが、在来種だろうが、そんなの関係ねえ!!アメリカザリガニを食べるチュウシャクシギ(渡り鳥)外来種は、生態系の中にしっかりと入り込んでいるものが多数います。侵略的生物と呼ぶような人の言動や行動を信頼しないようにしましょう。 pic.twitter.com/XXKEwJh75K
— ♪鳥くん(永井真人) (@onputorikun) 2017年5月12日
@onputorikun「外来種=侵略的生物」ではありませんよ。外来種の中にも、在来の生態系バランスを崩すことなく溶け込んだ「帰化種」という区分が存在します。♪鳥くんが仰るのは帰化種の方かと思われますが、「帰化種」という区分の存在はご存知でしたか?
— はとし (@streptopelia_r) 2017年5月12日
@streptopelia_r大勢がそれを理解して、知ってたらよいなって思う。。。。外来種=侵略生物=危険ってイメージが先行してるな~~って。その細かい理屈より、世間がそうならないような投稿したら?
— ♪鳥くん(永井真人) (@onputorikun) 2017年5月12日
@onputorikun先ほどの鳥くんの投稿ですと、「外来種=侵略的」ではないとしてきちんと区分し理解して発信している人たちの信頼を損なう印象を持ちますが、どのような意図で仰りましたか?侵略的外来種という言葉を使う人間を信用するな、でなく、外来種には侵略的なものと帰化種があると発信された方がいいのでは?
— はとし (@streptopelia_r) 2017年5月12日
@streptopelia_rそういう細かいこと言ってるやつばっかだから、「すべて危険=悪」みたいになっちゃうんだよ。そもそも、侵略的外来ってネーミングが嫌い。多くの人がそういう発信していないし。発信したい相手が違うし。こじれること想像して、今度からこういうのDMにして。意図は、書いたことそのまま。
— ♪鳥くん(永井真人) (@onputorikun) 2017年5月12日
@onputorikun「侵略的外来種」は、環境省が決めている正式な用語です。生態系を語る上で、貴方の個人的な好き嫌いで「この用語を使う人間を信用するな」は、正しく活動する人間を貶める上、生き物分野で特異な発信力を持つ貴方の投稿としては不適切と判断できます。拗れるという前に投稿内容をお考え直しください。
— はとし (@streptopelia_r) 2017年5月12日
@streptopelia_rそれも知ってる。誰もなんも言わないんだな。なんでそんなネーミングにしたんだろう?愛がないな~って以前から思ってるよ。こういう場面で、環境省とか出してくる人しょぼくて無理。あなたの許可申請をとってツイートしろっての?無理だよ。オレは、そう思ってるんだし。
— ♪鳥くん(永井真人) (@onputorikun) 2017年5月12日
@onputorikun許可を取る取らないの問題ではありません。多くの人に知ってもらいたいなら、人格否定などではなく正しい知識をわかりやすく発信した方が、理解者も増えると諫言しているのです。お分りいただけないならそれでももう構いません。ただ、私以外にも多くの人が諫言する意味を考えてください。
— はとし (@streptopelia_r) 2017年5月12日
@streptopelia_rだからDMにしなよ。オレらだけのやりとりを晒すことないし、迷惑。
— ♪鳥くん(永井真人) (@onputorikun) 2017年5月12日
@onputorikun私の言うことは全て伝えましたし、先ほどのツイートで私からの諫言は打ち止めます。他の方からも発言が届いているかと思われますので、そちらに対し、人格否定をせず論理的に真摯にご対応ください。
— はとし (@streptopelia_r) 2017年5月12日
次のページを見るとやはり異常者のようだ
その他.
@onputorikun渡り鳥と外来種は全くの別物ですよ、渡り鳥は自分も力で入り込んでおり長い年月により生態系のサイクルに入り込んでいますが、外来種特に侵略的外来生物は今まであった生態系のサイクルをぶち壊して入り込んでいます
— ビワタナゴ (@abeseita7777777) 2017年5月12日
@onputorikun生態系とは、簡単に言うと色々な生物が結び付き詰め込まれた箱でその中に渡り鳥が入り込んだ場合長い年月をかけて作られたスペースがあるため箱は溢れることなく満たされますが、外来種が入り込んだ場合スペースがないためもとからいた在来種が箱から弾き出されてしまいます
— ビワタナゴ (@abeseita7777777) 2017年5月12日
@onputorikunそして侵略的外来生物ともなればその力は強大で多くの在来種が弾き出され、侵略的外来生物が入る前は何十種も在来種がいた生態系は、入った後には侵略的外来生物+数種類の在来種だけになることも少なくありません。これより外来種を逃がすことはとても危険な行為なのです。
— ビワタナゴ (@abeseita7777777) 2017年5月12日
とても悲しい.
2017-03-22 脳科学の教育への応用に関する現状¶
「幼児語を使い,幼児と1対1で話す」事が,幼児の言語発達に極めて重要という研究結果
— Podoron (@podoron) 2017年3月22日
論文:https://t.co/h4jlNTpCu9
2才時の語彙数が,親が最も多く「〃」した幼児433語に対し,最も「〃」が少なかった幼児は168語。その差,実に2,5倍という研究結果。 1/
11~14ヶ月の幼児に,LENA systemという小型の録音装置を装着(胸ポケットに入れる)させ,家庭内の自然状態での言語状況を録音。
— Podoron (@podoron) 2017年3月22日
・親の会話スタイル: 幼児語/普通の言葉
・会話状況: 1対1/大人複数と幼児
会話スタイルと状況の,幼児の言語発達への影響を調べた。2/
・幼児語&1対1
— Podoron (@podoron) 2017年3月22日
・幼児語&グループ
・普通語&1対1
・普通語&グループ
の4パターンと,2歳時の語彙数の相関を調べた結果,「幼児語&1対1」のみ強い相関があった。
また,親の発した単語数と獲得語彙数には相関がなく,この研究では,「インプットの量より質」が重要という結果。3/
この研究結果は,「幼児語の強調された発音などが,音素理解・語彙獲得を助ける」「幼児の言語習得には,言語の“音声”だけでなく,アイコンタクト等の発話者との交流が重要」といった多数の先行研究の研究結果とも合致する。
— Podoron (@podoron) 2017年3月22日
※「幼児語を使わない教育が良い」なんて疑似科学にご注意下さい。4/
Q,どちらの疑似科学がより有害でしょう?
— Podoron (@podoron) 2017年3月22日
A:「水素水」を信じ、プラセボ効果を得る代わりに、多少の金銭的損失
B:「幼児語は使わない方が良い」論を信じ、幼児語を多く使った場合に比べ、我が子の獲得語彙数が半減
「理系の素養」があれば、この疑似科学は両方見抜るでしょうか? 5/
これに対する次のようなコメントがあった.
幼児語は使わない方が脳にいいって言ってたおばあちゃんいませんでした?この論文に関する意見聞いてみたい…。
— yoko (@yyyoookkkooo) 2017年9月6日
https://t.co/nAcqBizJqe
さらに返して.
以前も「脳科学おばあちゃんが否定してた」という反応多かったのですが、ただの”脳科学者の妻”(本人は高卒)である本人は勿論のこと、旦那の久保田競氏も大脳生理学者であって、言語習得・言語教育を専門としておらず、門外漢と言えます。
— Podoron (@podoron) 2017年9月8日
基本的に、脳神経科学は教育・育児とは縁遠い分野です。 https://t.co/g897Fb8Ue4
あ、念の為に補足しておくと、(本人は高卒)は「高卒だからダメ。信頼に値しない」といった話ではなく、「専門的に学んだり研究したりしていない人」という意味です。
— Podoron (@podoron) 2017年9月8日
私の父も山奥でスキーで山一つ超えて小学校へ通ってたド田舎の工業高校卒な人間ですし。
同じ方による, またちょっと違う話.
すごーく乱暴なこと言ってしまえば、「脳科学の研究結果から分った~教育方法」とか言い出したら、とりあえず疑ってかかってしまって良いと思う。
— Podoron (@podoron) 2017年4月6日
理由は、そもそも脳神経科学は基本的に教育方法や教育への応用を研究目的としてないし、その研究内容と実際の教育の距離が物凄く遠いから。 1/
脳神経科学では、例えば、fMRIなどの脳機能イメージング技術で「Aの認知課題を与えたら、脳のBの箇所の活性化を確認した」などの研究が定番だが、この研究から分かるのは「脳のどの部分が使われた/使われなかった」「どの部分がどんな認知機能に関わっているか」といったもの。 2/ pic.twitter.com/Ij8FjfGewi
— Podoron (@podoron) 2017年4月6日
「~すると、脳のAの部分が活性化」という研究結果は、「=~すると、脳が鍛えられる」ではなく、それを確かめるには、「~を一定期間続け、その前後で機能の向上が見られたか」という研究が必要な訳で。
— Podoron (@podoron) 2017年4月6日
「脳科学の研究から云々」言ってたら、どんな研究を元に何を言ってるのかご注意あれ。11/
「脳のAの部分が活性化していた」は分っても、「それにより学習効果が上がるのか」は、実際に試験して試験成績を確かめなきゃ分からないし、「どの学習・教育方法が最も効果的か」を論じるなら、各方法を実際に比較研究しなきゃ分からない。
— Podoron (@podoron) 2017年4月6日
けど、それらは基本的に脳科学の研究領域じゃない。4/
ついでに言うと、脳の活動を直接観察す脳機能イメージング技術は、とても「科学的」ではあるが、今の所、「時間分解能」と「空間分解能」の問題を抱えている。
— Podoron (@podoron) 2017年4月6日
「時間分解能」は、動きを何秒単位で計測できるか。
「空間分解能」は、位置を何ミリ単位で計測出来るか。 5/
この「時間分解能」と「空間分解能」を高レベルで両立出来る技術がまだない。
— Podoron (@podoron) 2017年4月6日
人間の脳はミリ秒(1/1000秒)単位で活動しているし、神経細胞は1mm以下。これを例えばfMRIだと数秒/数ミリ単位で調べられ、空間分解能が高いが、ミリ秒単位で活動する脳を数秒単位でしか測れない。 6/ pic.twitter.com/vf002OXVsT
でまぁ、私が分かるのは第二言語習得関連の脳神経科学の研究だけど、「脳のどの部分がどんな機能を担っているか」という脳を直接観察する事でしか分からない分野を除いては、
— Podoron (@podoron) 2017年4月6日
基本的に行動科学(心理学など)的研究で既に得られていた知見を、脳神経科学で確かめる、といった研究が多い。 7/
「脳神経科学の研究結果で、人間の言語習得・言語運用に関する学説が大きく変わった!」という様なのはほとんどないし、
— Podoron (@podoron) 2017年4月6日
研究内容は基本的に基礎研究の類いなので、ましてや「だから英語教育ではこの方法が良い」といった話につながるものなんてほぼ一つもない。 8/
「脳を鍛える」といった内容も人気だが、『ワーキングメモリと教育』によれば、人間の認知機能の中心である「実行機能」自体を鍛えるトレーニングも様々研究・開発されているが、今の所、効果は確かではなく、まだまだ発展途上との事。9/https://t.co/w8uBAJKZ08
— Podoron (@podoron) 2017年4月6日
「日常的に二言語を使用し生活」していると「実行機能を強化」「認知症の症状を予防」するなどの研究結果が出ているが、それも数年程度では足りない様だという研究結果なので、
— Podoron (@podoron) 2017年4月6日
ニ言語で生活の認知負荷に比べ非常に軽い、「脳トレ」系をちょっとやっただけでどの程度効果があるものか正直疑問。10/
「~すると、脳のAの部分が活性化」という研究結果は、「=~すると、脳が鍛えられる」ではなく、それを確かめるには、「~を一定期間続け、その前後で機能の向上が見られたか」という研究が必要な訳で。
— Podoron (@podoron) 2017年4月6日
「脳科学の研究から云々」言ってたら、どんな研究を元に何を言ってるのかご注意あれ。11/
一応補足しておくと、「脳神経科学」自体をdisってるのではなく、研究結果から話を飛躍させて、研究内容・領域が全く扱っていないもの(教育・学習方法・育児等)を論じるような人々にご注意下さい、という話。
— Podoron (@podoron) 2017年4月7日
「学者」の肩書だけでなく、その人の専門、実際の研究内容を見ましょうって話です。
例えば、英語教育だと、文科省の有識者会議では、「脳科学は,著しい進歩を遂げているが,今のところ,言語教育や外国語教育に関する政策や教授法に直接示唆を与える研究成果はない」との結論。
— Podoron (@podoron) 2017年4月7日
「脳の機能」という話なら、ワーキングメモリ研究(主に心理学)の教育への応用などもあるんですけどね。
理化学研究所の「脳科学とは」の解説ページhttps://t.co/IimbbwKS29
— Podoron (@podoron) 2017年4月7日
ざっと見て貰えば、教育や学習などにつながりそうなトピックが全くない事を御理解いただけるかと。
ややこしいのは、脳神経科学だけでなく、脳に関わるもの全てを「脳科学」と呼んでる事が割りとあって、心理学・言語学系の研究なんかも「脳科学」でひとくくりにされてたりする場合。
— Podoron (@podoron) 2017年4月7日
とはいえ、「脳科学者」を名乗る人は基本的に脳神経科学が専門だろうから、やっぱり教育・学習分野とは縁遠いはず。
「神経神話」に関しては日本語ならこれとか分かりやすい。
— Podoron (@podoron) 2016年8月21日
・疑似科学全般の特徴と問題点
・擬似脳科学の特徴と問題点
・どう対処すべきか、必要な科学リテラシーは何か
を整理して丁寧に論じてる。
鈴木貴之「脳科学ブームと疑似脳科学」https://t.co/Zt2jpJ1RHz
2017-03-16 『「3月1日は日曜日で祝日、晴れの日でした」実はこの文、海外の日本語学校では超難問です』¶
この文章、読めますか?
— 佐野美心 (@DNApro_mikokoro) 2017年3月16日
「3月1日は日曜日で祝日、晴れの日でした」
おそらく皆さんほとんど読めたと思いますが
実はこの文、海外の日本語学校では超難問です
気づかれましたか?「日」の字の読み方全部違うのです
考えたこともなかった. 面白かったからメモしておこう.
2017-03-07 普遍市民Im_Weltkriege師との触れ合いメモ¶
フレンドリーなやりとりをしたので.
そんな私でも相転移Pほどの怪物にはまったく太刀打ちできません
— 非人 (@Im_Weltkriege) 2017年3月7日
@Im_Weltkriege何かあったのでしょうか
— 相転移P (@phasetr) 2017年3月7日
@phasetrいつも通りという意味です
— 非人 (@Im_Weltkriege) 2017年3月7日
@Im_Weltkriegeいつも通り以外にやりようがありません
— 相転移P (@phasetr) 2017年3月7日
@phasetr知ってます。
— 非人 (@Im_Weltkriege) 2017年3月7日
— 相転移P (@phasetr) 2017年3月7日
@Im_Weltkriegeいまだによくわからないのですが、どの辺が怪物なのでしょうか
— 相転移P (@phasetr) 2017年3月8日
@phasetrそれがわからないところです。別に一つずつの言葉遣いや個別の主張の問題ではないです。
— 非人 (@Im_Weltkriege) 2017年3月8日
@Im_Weltkriege私もそんな瑣末なところが問題にされているわけではないだろうとは思っているのですが、どのあたりに太刀打ちできないと言われるほどの要素があるのだろうと不思議で
— 相転移P (@phasetr) 2017年3月8日
@phasetrそれはこの何年にもわたる相転移Pの実績と総合力と粘り強さに対するなかば称賛に近い評価なので、まあ川又先生に何が太刀打ちできないかって、そりゃ全部だよなみたいな感じです。
— 非人 (@Im_Weltkriege) 2017年3月8日
わかるようなわからないような例えだった. 引き続き粛々とことを進めよう.
2017-02-24 perlワンライナーがいいらしいのでためしに少し勉強してみる会¶
perl、素晴らしいものだと最近ようやく分かってきた。今まで誤解してた。いやまぁ単体の言語としては(?)微妙だけど、コマンドラインオプション諸々を含めた perl コマンドとしてみると拡張 grep、sed、awk といった感じで実に素晴らしい。
— にゃおきゃっと (@nyaocat) 2017年2月24日
ミニマルperl読み進めてくたびに perl 最強かよという気持ちになるし、チマチマ find の難儀なオプションおぼえたり sed や grep や awk で使える正規表現の差を把握してしまったり BSD 環境で色々悲しくなってた過去の苦労、無駄だったな……という気分だ
— にゃおきゃっと (@nyaocat) 2017年2月24日
単純なので xargs 覚えた時は xargs 最強やん!と思って find の -exec オプションや for とか書かなくなったし、awk 覚えたら大体 awk でいけるやん!となって cut とか使わなくなったし、perl 覚えた今は全部 perl でいいやん!となった
— にゃおきゃっと (@nyaocat) 2017年3月2日
マジで perl ワンライナー最強だなと日々感動するし多くのプログラマが学んだ方が良い、perl という言語ではなく perl というコマンドを学んだ方が良い
— にゃおきゃっと (@nyaocat) 2017年3月10日
これか.
読んでみよう.