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先日からホモロジー代数を止めて熱力学の復習を進めています. ようやくあと少しでギブスの自由エネルギーまで一通りノート作りが終わります. 具体例に対する修行がまだまだ足りないものの, 一般論はだいぶ復習が進みました.
やはり熱力学は楽しいですね. 何度も書いているように力学のようにハードな計算が必要なく, 簡単な偏微分の計算程度の数学的な負荷しかない割に, 神秘扱いされがちなエントロピーへの理解も深まり, 応用上の威力も高い熱力学は得られるメリットに比べて苦労が少ないです. 変な言い方ですが非常にコスパがよいです. はやく基本的な数学のノート作りを終わらせて統計力学, 特にイジング模型の再勉強がしたいです.
そういえば仕事関係の勉強ばかり最近の動向追いかけてきれておらず数日前にはじめて知ったのですが, 2022年のフィールズ賞の受賞者の主要な業績が相転移・臨界現象まわりで, いわゆる$\phi^4$の自明性がようやく完遂されたとか.
長年未解決だった構成的場の量子論の問題である4次元時空のφ⁴ モデルのtrivialityは、2022年のフィールズ賞受賞者のH.Duminil-Copinらによって示されたのですが、先日、日本数学会で東京に滞在中に書泉グランデでその解説記事がある過去の数学セミナーが買うことができよかったです。
当然イジング模型との関係も深いためイジング熱が再燃しています. 楽しみが増えました.
ワイ「二次元の熱伝導方程式をPythonで解きたい」 ChatGPT「Sure!この拡散方程式を解くよ!コードだよ」
ワイ「いいね。計算する時間を4分割して、それぞれの時刻で温度分布を出力するコードに修正できる?例えば2.0秒だったら、0, 0.5, 1.0, 2.0、みたいな感じで」 ChatGPT「Certainly!」
まだ自分できちんと試していないものの, 数学・物理の勉強もますます勉強しやすくなってきています.
書いたことがある人はよくわかるように, 数値計算コードは書くだけでも大変です. 特にバグ取りが地獄です. 計算したあとの可視化も楽ではありません. そもそもプログラミング学習自体が簡単ではありません. 数学なり物理なりがやりたいのに余計なプログラミングを勉強するのも手間です. まさに学生時代の私です.
一応書いておくとプログラミングだけできても, 数値計算の結果の理解となるとやはり数学や物理の知識が必要です. いろいろな都合・理由で適切な結果が得られるとは限らないからです. 結果が物理的に妥当か判断するだけの物理の力量が必要です. そもそも現実的なモデルをきちんと組んできちんとしたシミュレーション結果を出すのはプロの仕事になるほどです.
それでも物理がある程度わかっている人であっても, 実際にシミュレーション結果を見ると割と感動する場合があります. これも前に書いた記憶がありますが, 統計関係の勉強会でスターリングの公式の数値検証をして, 「学部一年から知っている内容だが, 実際に数値検証でグラフを見るとこれまでとは違った感慨がある」という話をしたことがあります. 物理で博士を取っている人とも意見が一致しました.
数学や物理の勉強にも手軽にプログラミングが使えるようになって, それ自体は明らかによい話です.
数学・物理界隈でも機械学習利用が加速しています. 私は本業こそプログラマーですが, あまりそこにアイデンティティは持っていません. しかし飯の種ではあるため, 職業としてのプログラマーがどうなるかはそれなりに大きな問題です. 心配しすぎてもどうにもなりませんが, 身の振り方が本格的に問題になってくる可能性も視野に入れないといけないのかと言う気はしています.
あと少しでギブスの自由エネルギーまで一通り復習が終わります. 近況報告でも書いたようにやはり楽しいですね.
やはり慣れは大きく, 温度を変数にした議論はさくさく読み進められます.
改めて勉強していて, 理論構成の上でヘルムホルツの自由エネルギーはいい具合の落とし所という実感が強まっています. 流体系に限らない一般的な熱力学で物理の理論という前提に立てば, 常に存在を仮定できる変数はエネルギーです. 熱力学固有の量として孤立系(断熱系)特有の量がエントロピーです.
一方, 環境との相互作用を考えるとき, 環境を特徴づける量として温度を導入するなら温度も自然な量です. 流体系を越えた一般的な熱力学を考えるなら仮定できるのはここまでです. 一方ギブスの自由エネルギーはふつう流体系を前提に, 温度・圧力(と物質量)を変数にした完全な熱力学関数です. 特にヘルムホルツの自由エネルギーからルジャンドル変換を取る変数が体積で, 変数として体積を持つ系でないと意味を持たない量です.
例えば強磁性体はふつう体積をパラメーターに持ちません. 特に温度と磁化を変数に設定してヘルムホルツの自由エネルギーで議論するのがふつうでしょう. 完全な断熱系だけを議論の対象にしない限り温度を全く考えない熱力学はありえないため, ヘルムホルツの自由エネルギーは温度に対する直観も導入しながら一般の示量変数に対する理論も展開できる便利な熱力学関数です. 相転移, 特に三重点まわりでの議論がうまくいかなくなるのも, かえって熱力学の難しい事情を浮き彫りにしてくれると思えば教育的とさえいえるでしょう.
物性物理とトポロジー: 非可換幾何学の視点から
内容詳細: 本書は,物性物理学における物質のトポロジカル相(topological phase)の理論の一部について,特に数学的な立場からまとめたものである.とりわけ,トポロジカル相の分類,バルク・境界対応の数学的証明,の2つを軸として,分野の全体像をなるべく俯瞰することを目指した.
- 導入
- 関数解析からの準備
- フレドホルム作用素の指数理論
- 作用素環のK理論
- 複素トポロジカル絶縁体
- ランダム作用素の非可換幾何学
- 粗幾何学とトポロジカル相
- トポロジカル絶縁体と実K理論
- スペクトル局在子
- 捩れ同変K理論
- トポロジカル結晶絶縁体
- 関連する話題
- 補遺
よく漫画で出てくる神社の神様が女の子で〜みたいなやつあるけど、そういうの見るたんびに、こいつ戦時中は出征する若者やおっさん達に沢山祈られて、一生懸命ご利益振りまいたけど誰も還ってこなかったんだろうなとか勝手に思ってる
というか100年くらい存在しているあらゆるキャラクターの戦時中の動向を無意識に考えてしまう そういう病気
草臥れた山村の最後の一人だった親戚の遺品整理にやってきた旧軍オタの前に、戦時中に出征したまま骨も帰ってこなかった昔の村人と勘違いしたのじゃロリババアが現れて喜ぶも、途中で時間の経過に気づいて正気に戻ってしょんぼりしながら誰も帰ってこなかった話をし出す。
ニューギニアで壊滅しましたからねぇ・・・と言う言葉に、行先が分かるのかとBBAが食いついてきたので、どうせもう住人も居ないんだから帰ってこなかった連中の骨を探しに行こうと言い出す旧軍オタ ロリババア神様と旧軍キモオタのドタバタ地獄参りが今始まる!
ここまで妄想した そういう病気なんだよほっといてくれ
お前が神様になってしまってどうするんじゃ!って言わせたいね? それが言いたいだけ
これが女性差別との違いですよね、メタ性
・男性は社会的に差別されている ・弱い男性はさらに激しく差別されている ・差別に抗議する男性は弱いとみなされ、激しく差別されるため、抗議できない
ここまでは周知徹底したい 具体的な差別(強くあらねばならないとか女を守れとか)に言及しても「そうだね、どっちもなんとかしていかなきゃいけないね」になってしまう、悪くすると差別コストとか言われてしまうから、メタ性に焦点を絞っていかなきゃいけない
多分俺たち世代は近親相姦で連想するのはヨスガるという単語で 公共放送としてはヤりまくった問題作ではあるんやが あの作品自体は性行為と背徳感を非常にテーマとして重視してるのでこのテーマに関心ある人には勧めたい作品 近親相姦とそれを周囲がどう解釈するかの生生しさもいい描写でしたしね
エロには創作の基本が全部つまってます
- ・ターゲットが許すならOK、NGならNGという基本
- ・釣り詐欺や裏切りダメという基本
- ・辻褄合わせは二の次という基本
- ・真実は求められてないという基本
- ・大事なのは棲み分けであり統合ではないという基本
- ・性癖と妄想をぶちまけるのが創作という基本
R18はエロいか、そうでないかが全てやからな 画力や辻褄よりやっぱりエロいかどうか
- ・読者はシャイなので感想はレアだという基本
- ・全体に合わせるより一点特化という基本
- ・エロい(面白い)ければこまけえことは全て許されるという基本
- ・何をおいてもキャラとシチュという基本
- ・エタってもいいという基本
- ・基本褒めという基本
創作入り口には大変オススメでございます
- ・テンプレが山程あるが、そのテンプレに沿っててもちゃんと受け入れられるという基本
- ・なんなら沿ってるほど褒められる基本
- ・でもニッチはニッチでありがたがられる基本
- ・予想(エロに至る道筋)は外してもいいが、期待(エロそのもの)は外すながこの上なく理解されてる基本
ちなみに推理を入り口にすると…
- ・エタは絶対に許されないという思い込み
- ・矛盾は絶対に許されないという思い込み
- ・お前のルールよりリアルを優先しろという思い込み
- ・キャラよりも話の構造という思い込み
- ・世界設定はガッチガチにしろという思い込み
推理は創作の基本の逆に位置してます
創作の基本は大喜利だったり「こういうのどう?」からスタートするというのが学べますね
これはマジで仰る通りですね(スケベめちゃくちゃ楽しく書いてる人) 付け加えるなら、Twitterでつぶやく程度の文字数のアイデア、性癖語りからいくらでも膨らませられますしね 『Twitterにネタ・あらすじだけ書いて満足して作品にしない』やりがちだけど、スケベはツイートがまんまネタ帳になりやすい twitter.com/kazakura_22/st…
やばいやばいやばい!!ちょーーーやばい!!!
AIが生徒に連立方程式を教えてる…ヤバすぎる…
GPT-4がマジでヤバい!!! (ChatGPTの進化系みたいなもん)
とりあえず学校の先生はみんな見て!!!
教育にも革命がががががが…(語彙力
画像見たらわかるけど、その生徒の回答にあわせてAIが教えてる。
これは今まで先生がずっと付き合ってなかったらできなかったやつですよ。それをAIがやってくれてる。
何がヤバいって「いつかそんな時代が来るよね」とか"ミライのハナシ"してたつもりが、多分もうすぐそこw
貼り付けてた画像の引用元はこちらね。Google翻訳で日本語にして出してます。 https://openai.com/research/gpt-4
「個別最適が〜」とか言ってた教育界隈はホントに見た方が良い。もちろん100%正確というわけではないし、それはOpenAIも指摘してる。
それでも、「それなりの正確性を持った学習のアシスタントが生徒一人ひとりに付く」という影響は計り知れないほど大きい。
まだデモ画面での動きやし、実際に教育現場で使うにはUIとかも未熟だとは思うけど、教育関係者なら画像のAIが「かなりのレベルで指導してる」ことがわかるはず。
ちなみに、GDP-4のレベルは司法試験の上位10%程度らしく、領域によっては大体の人類を超えましたね。
模擬司法試験に受験者の上位 10% 程度のスコアで合格します。対照的に、GPT-3.5 のスコアは下位 10% 前後でした。
あと、画像の通り「大学院入試の模試」でほぼ満点取ってますw
AI先生すごい!!
64ビット版で何がうれしいのか
32ビット版のバイナリでは「使用可能なメモリ領域は2GBまで」という制約がありますが、64ビット版にはありません。TeXにおいてメモリ領域の制限が問題になることは滅多にないのですが、一つだけ、とても大きな違いがあります。
64ビット版ではLua(La)TeXで巨大なフォントファイルを多く使ってもメモリ不足で落ちることがなくなる。
LuaTeXでのOpenTypeフォントの処理は大量のメモリを消費します。特に日本語のフォントはそれ自体のサイズが大きいので顕著になります。5個くらいの書体を使おうとしたり、あるいは「游明朝」のような“複雑”なフォントだとそれ1つを使おうとしただけで、メモリ不足で異常終了する事態が簡単に発生していました。
TeX Live 2023ではWindowsユーザでも安心してLuaTeXの「強力なフォント処理能力」を使えるようになります。