人文学者向けのプログラミング講座

次のようなツイート・リプライを見つけた.

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コメント

中高数学復習の視点からのプログラミング応用, 理系, それも数学・物理系学生向けのプログラミング講座はすでに作ってある.

特に後者は実際にオンライン勉強会で人文系の人にも話してもいる. 単なるプログラミングだけではなく, 計算機科学系の基本的な話もいろいろやっている. 特に計算機科学系の話は応用情報技術の資格試験の本を読む形でやっていた. この解説本だけを読んでも全然わからないが, 適宜解説を追加するなら基礎知識は満遍なくまとまっていて便利ではある.

本質的な内容についてはかなりカバーしていると思っているのだが, 問題は人文学者向けの切り口だ. 何をやると喜んでくれるのかいまひとつわからない.

これはここ数年で練り上げてきた「理系のためのリベラルアーツ・総合語学」の裏にある, 「文系のための理系入門」と直結する問題になっている. 最終的には中高生にモノを提供したいので, そこでの多様な視点がほしく, かなり興味がある.

あと実際のところ私がふだんやっているプログラミングは上で書いたようなプログラムよりも, 日々のちょっとしたテキスト処理・ファイル処理の方が遥かに多い. かえってそういう具体的な問題をネタにしつつ, 必要に応じて深掘りするみたいなスタイルの方がいいのだろうか.

私自身がこれからやる想定としては, 環境構築が一番の鬼門かつやりたいのは数学の計算だという認識のもと, Google Colab 利用に振り切っているが, ローカルでのいろいろな作業を前提にするなら, 環境構築も大事なタスクになるのかもしれない.