このサイトは学部では早稲田で物理を, 修士では東大で数学を専攻し, 今も非アカデミックの立場で数学や物理と向き合っている一市民の奮闘の記録です. 運営者情報および運営理念についてはこちらをご覧ください.
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朝日新聞1面の「高成長の幻を追うな」(編集委員・原真人) pic.twitter.com/OyAKmX7mMl ←こういうことを言う人達が馬鹿にされる時代が来つつある。この流れはとても大事。 http://t.co/LGYMFlnNTM https://t.co/ZdR4rpXxzG
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 9月 4
も しも若い人達の中に「日本は借金で潰れかかっているので消費税率を20%まで上げなければいけない」とか、「お金じゃぶじゃぶの金融緩和は単に有害なだ け」などとか信じているとすれば、どうしてそういうデタラメを信じるようになってしまったかについてよく考えてみた方がよい。
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 9月 4
お そらく、その手の人のデタラメを信じてしまうようになった人は、テレビニュースを新聞報道を熱心に読んで、「日本国は1000兆円の借金!」とかにびびっ てしまったり、「経済成長は企業を儲けさすだけで無意味」とか思ってしまった人達なのだと思う。何を読んで勉強するかはとても大事。
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 9月 4
続き。個人的におすすめなのは、その手の人達にはちょっと難しいかもしれないけど、 http://t.co/71KCRjm4FQ に翻訳されている記事を読んで理解できるようになる方向で読む本を選ぶこと。地道に数年続ければ違う世界が見えてくるはず。
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 9月 4
クルーグマンは上手に感情にも訴えながらうまく解説してくれているのでかなりおすすめ。
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 9月 4
たとえば http://t.co/4ZKkRTPLmP クルーグマン著『良い経済学 悪い経済学 (日経ビジネス人文庫) 』は送料を除けば1円で買えるのでおすすめ。これを読めばほんのちょっとした経済に関する知識で迷惑な馬鹿をきちんと馬鹿扱いできるようになる。
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 9月 4
トンデモとまともを区別できるようになることはとても難しい。入口を間違えるとトンデモの方を何かまともな教養であるかのようにみなして信じてしまうことがある。 http://t.co/4ZKkRTPLmP はそうなりかけている人を救うことができる本。
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 9月 4
あ と時間が許すなら経済学の教科書も読んだ方がよい。ただし教科書の中にも色々変なことが書いてある本があるので要注意。公開されている経済統計と教科書の 内容を比較して感覚をつかむことがとても大事。演繹的なだけではなく帰納的な理解によってどの仮説が頑健であるかを見極めようとすること。
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 9月 4
ということなのでとりあえずクルーグマンの本をポチってきた.
道は長く果てしない.
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