このサイトは学部では早稲田で物理を, 修士では東大で数学を専攻し, 今も非アカデミックの立場で数学や物理と向き合っている一市民の奮闘の記録です. 運営者情報および運営理念についてはこちらをご覧ください.
理系のための総合語学・リベラルアーツの視点から数学・物理・プログラミング・語学 (特に英語) の情報を発信しています. コンテンツアーカイブに見やすくまとめているのでぜひご覧ください.
小林俊行氏インタビュー(http://t.co/8E8uQUvQFV)しびれる.
— Καῖνος (@derived_kai) 2014, 11月 1
ということで読んでみた.
世界の誰も思い付かなかったような創造的な仕事を、基礎研究で成し遂げてみたい。もしも自分に能力があるなら、学問で根源的なことに貢献したい」—。
小林俊行教授がそう思い始めたのは15歳の頃だという。
のっけから飛ばしている.
小林教授は、カラビ=マルクス現象の原論文の証明が書かれた部分は読まず、まず自分で考えてみたという。
これ, 良く聞くが自分でやるのは死ぬほどつらいことばかりでつらい.
注3 : カラビ=マルクス現象
正の定曲率を持つ完備なローレンツ多様体は決してコンパクトにはならない。その基本群は必ず有限群である。1962 年に Annals of Math. で発表されたこの現象は、大域リーマン幾何の常識とは大きく異なっていたが、その解明は 1988 年まで待たなければならなかった。
Lorentz 多様体, 計量が正定値ではないのだし
正曲率でコンパクトにならないのはそれなりに想像できるのだが,
幾何的にそんなに異常っぽい感じがするのだろうか.
基本群については感覚が全くないので何ともいえない.
ただ必ず有限群というのはいかにもやばそうな感じはする.
ブログで何度か小林俊行先生を取り上げているが,
毎度毎度格好よすぎる.
この記事へのコメントはありません。