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僻地の教育環境について。めちゃくちゃリアル。都市中産階級・私立進学校出の教育社会学者たちに理解は可能か、この実感。これも当事者研究が重要な分野。 http://t.co/e9JiBaeA3M
— esperantumanto (@esperantumanto) 2015, 4月 16
私はここで議論されているほどの僻地ではないが,
学業のレベルは低い地域の出身で, そうした情報がほとんど入ってこなかったということもあり,
その辺を教育格差を少しでも埋めようと活動している.
自分がそういうのがほしかったというのが一番の理由だし,
大人になった今となっては当然の義務とすらと思う.
いくつか引用したい.
私が生まれ育った集落というのは九州山地の奥深くにあり、集落の人口はあわせて1000人に満たないと思われる。集落はさらにいくつかの部落に分かれている。
基幹産業は農業と林業、畜産である。山はすっかり杉山となっていて春には花粉を量産しているが、急速な過疎化に伴い山の手入れが追いつかないため、この先も花粉を量産し続けるであろう。
私にとってここまでの田舎は想像がつかない世界だ.
ネット環境あるのだろうか, とかそういうレベルで想像つかない.
もともと大卒はおろか親世代だと中卒も当たり前の親全員農家みたいな地域のうえにお金もないとあっては、大学に行こうとか思う子どもは稀だ。手に職を、と中卒の段階で皆思っている。
高校の時点で看護学科に進学した子が多いのは、明らかに地元でも就職できそうな手堅い職業に大学に行かずともなれるうえに、奨学金が出るからだった。都会の大病院から、卒業後そこで数年働くという条件で奨学金が受け取れる。
それからその他の私立高校でも、そんな風に卒業後提携先で数年働くという条件で奨学金を出してくれる学科が意外に多い。工業科とか調理科とか。
そういうわけで、ちょっと勉強ができる子達はみんなそういう学科に進学した。
こういうのも想像つかない.
よくわからないができることを頑張ろう.
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