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丸山善宏さんの「圏論的双対性の理論入門」と understanding conferrability http://t.co/NLlPQqEYho
— HIYAMA, Masayuki (@m_hiyama) 2013, 11月 8
少なくとも一部界隈では有名な MacLane and Moedijk,
Sheaves in Geometry and Logic: A First Introduction to Topos Theory,
通称 SGL 関連の話.
次の記述がとても気になる.
古典論理のストーン双対性を圏論的な双対性の有限的/コンパクトな典型的事例として位置付け、無限的/非コンパクトなケースとしては幾何的論理を対比させています。幾何的論理(geometric logic)は、「SGL読書会」のテキストである”Sheaves in Geometry and Logic”の主要なテーマでしょう(たぶん、僕は最終回だけしか出てないので半分憶測)。
古典論理のストーン双対性が、代数幾何の枠組であるスペクトルやスキームと類似であることも詳しく解説されています。ここらへんの話題は、2005, 2006年あたりに僕も取り上げたことがあります。具体的な計算も書いてあるので、多少は参考になるかもしれません。
研究したいこと, 勉強したいことが無限にある.
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