このサイトは学部では早稲田で物理を, 修士では東大で数学を専攻し, 今も非アカデミックの立場で数学や物理と向き合っている一市民の奮闘の記録です. 運営者情報および運営理念についてはこちらをご覧ください.
理系のための総合語学・リベラルアーツの視点から数学・物理・プログラミング・語学 (特に英語) の情報を発信しています. コンテンツアーカイブに見やすくまとめているのでぜひご覧ください.
ちょっと記録に残しておきたい話だったので.
英語が読め ない人は 1) 全ての単語をまず日本語に置き換えて、2) 日本語をうまく繋げて日本語の文を作り上げるっていう英文法を全て無視した戦略を取ってるみたい。だったら文法の勉強しろよって言うのは簡単なんだけ ど…。中学生用の文法問題集あたりを教材として使いたい。
— Y. Morishita (@pathos95606) 2015, 5月 19
日本語とは 違う音の区別があるってことや日本語とは文法が違うっていうのが腑に落ちないんだろうな。たぶん「そんな発声の仕方なんてありえへんやん?」とか「そんな ルール日本語にないのに英語にはあるなんて変やろ?」っていうところから抜け出せないっぽい。このハードルを超えさせるの難しすぎる。
— Y. Morishita (@pathos95606) 2015, 5月 19
でも丁寧に学生に質問したり整序問題やらせた結果を見ていってようやく少し英語が苦手な学生の感覚が分かってきた。少しだけ進歩した気がする(教員ではなく学生が進歩しないと意味ない
— Y. Morishita (@pathos95606) 2015, 5月 19
だから、今 日の授業で(物騒な例だけど)「太郎が花子を殺した」と「花子を太郎が殺した」は語順が変わっても意味が変わらないけど、英語だと John killed Mary. と Mary killed John. で意味が変わるって話をしてみた。まずはここから。
— Y. Morishita (@pathos95606) 2015, 5月 19
全部の単語を日本語にして、それをうまく並べてそれらしい日本語を作るっていう戦略を取る気持ちも分かるな。それでなんとなく理解できる場合だってあるもん。さっきちょっとやってみたらパズルみたいで面白いとすら感じた。
— Y. Morishita (@pathos95606) 2015, 5月 19
英語が苦手な学習者の気持ちが少しは理解できるかなと思って、少しずつフランス語を勉強し始めたんだけど全然そんなの意味なかった。そういう問題じゃなかった。
— Y. Morishita (@pathos95606) 2015, 5月 19
最近勉強をはじめたフランス語に関しては,
過去時制についてとんちんかんな理解をすると意味が真逆になりかねないから
きちんと理解するように, という話があってまだまるで
理解できていないのだが, それはまた別の話だった.
あと記録しておきたいやりとりその 1.
そもそも「殺したのは誰?」「殺されたのは誰?」って話なので。
— Y. Morishita (@pathos95606) 2015, 5月 19
@pathos95606 事実として、のはなしですよね。
— Enrico (@er15i) 2015, 5月 19
@er15i です。論理的な意味はかわりませんから。
— Y. Morishita (@pathos95606) 2015, 5月 19
@pathos95606 単語和訳並び替え段階の学習者だと、そういった深い疑問へ到達する人は割合としては少なそうなイメージがあります笑。(いえもちろん、教える側がそこは考えなくて良いやーという話ではないんですが。)
— Enrico (@er15i) 2015, 5月 19
@er15i ですね。あと、それだけ細かい違いについて検証するのって大変なので教養の語学の授業で軽々とはなせることではない気がしてます。
— Y. Morishita (@pathos95606) 2015, 5月 19
@pathos95606 ああ…教養ではそこまで踏み込めないですよね。
— Enrico (@er15i) 2015, 5月 19
記録しておきたいやりとりその 2.
日本語とは 違う音の区別があるってことや日本語とは文法が違うっていうのが腑に落ちないんだろうな。たぶん「そんな発声の仕方なんてありえへんやん?」とか「そんな ルール日本語にないのに英語にはあるなんて変やろ?」っていうところから抜け出せないっぽい。このハードルを超えさせるの難しすぎる。
— Y. Morishita (@pathos95606) 2015, 5月 19
@enok0724 日本語とは違う音や文法なんてありえないという「常識」から抜け出せてないのでなかなか厳しいですが、もしかしたら英語だけを対照させてることが原因かもですもんね。ちょっとやってみます。クリック音なんか良いかもですね。
— Y. Morishita (@pathos95606) 2015, 5月 19
@enok0724 前にツイッターで回ってきたコサ語の動画( https://t.co/WSTdId6msr )使ってみます。ありがとうございますー。
— Y. Morishita (@pathos95606) 2015, 5月 19
@ab07_tact @enok0724 英語が嫌いな学生って「どうせそんなん分からんでもええやん?」って気持ちが全面に出て色んな学習の機会を邪魔してますよね。必修だから嫌いで仕方が無いけどとりあえず時間が過ぎて授業が終わるのを待つという感じ…。
— Y. Morishita (@pathos95606) 2015, 5月 19
@ab07_tact @enok0724 できるようにならなきゃ気持ちと努力できるかどうかは別ですよね。ダイエットしたいけど痩せる努力をするのは嫌だっていうのと同じで。たぶんダイエット学部があったとしても夜食食べちゃったり運動さぼる学生いると思う。
— Y. Morishita (@pathos95606) 2015, 5月 19
次の指摘がいままさに頭の痛い問題としてあがっている.
英語が嫌いな学生って「どうせそんなん分からんでもええやん?」って気持ちが全面に出て色んな学習の機会を邪魔してますよね。
これ, 英語に限らない.
いま中学 3 年の子の勉強の様子を観察しているのだが,
次のような感じで諦めきってしまっていてどうにもできそうにない.
- 自分はできない.
- できないしどうでもいい.
- 面倒くさい.
今考えているのはむしろ予防策で,
こうなる前に手を打とうというところだ.
まわりの大人が「自分もよくわからない」と
言ってしまうあたりがまた頭痛い.
そういうのを聞いたら子供も
余計やる必要性を感じなくなってやる気なくすと思うのだが.
学業について, 私は中 3 で白血病になって
「体がろくに動かず吃音もあるのだから頭が使えなければどうにもならない」と
いう感じで (おそらく) 異常な方向に振り切って過ごしてきたので,
なかなか感覚があわない.
とりあえず様子をきちんと把握するところからはじめたい.
この記事へのコメントはありません。