このサイトは学部では早稲田で物理を, 修士では東大で数学を専攻し, 今も非アカデミックの立場で数学や物理と向き合っている一市民の奮闘の記録です. 運営者情報および運営理念についてはこちらをご覧ください.
理系のための総合語学・リベラルアーツの視点から数学・物理・プログラミング・語学 (特に英語) の情報を発信しています. コンテンツアーカイブに見やすくまとめているのでぜひご覧ください.
大学入学後, そしてそれ以降も通じる勉強法についてはここ にまとめたので
ぜひご覧頂きたい.
そして業界の人のご意見を備忘録として記録しておきたい.
十分伸びて学習時間対効果が悪くなってくるまでは得意科目を伸ばして、それから他の科目に目を向ける、というのが受験の基本戦略なのだが、進学校を受ける高校受験生の場合は得意科目がはじめから満点近いので、受験勉強の中で苦手科目に割く時間が大きなウェイトを占める
— ブラゼル (@t2o_yama) 2015, 6月 11
まあそれは仕方がないのだが、この感覚を大学受験まで持ち越してしまうと戦略ミスに繋がりやすい。苦手科目の克服を最優先するのは基本的には悪手
— ブラゼル (@t2o_yama) 2015, 6月 11
高校の教諭 は何かの科目の教諭なので、複数の科目間のバランスに関して適切なアドバイスができることが少ない。そもそもその点に関して無頓着であったり、他の科目の 教諭に配慮してそもそも言及を避けたりする場合が多い(他の科目を貶めて自分の科目を最優先させようとするのもいるが、それは論外)
— ブラゼル (@t2o_yama) 2015, 6月 11
というわけ で、この辺のバランス感覚や戦略に関しては複数科目を直接指導する、あるいはそれを統括して判断する人間が存在する塾や予備校のほうが強い。高校の各科目 の教諭の言うことを全部鵜呑みにすると一日30時間くらい勉強しなければならなくなるので、その辺は塾予備校の基本戦略に従ってほしい
— ブラゼル (@t2o_yama) 2015, 6月 11
もっとも、そもそも学校は受験のための機関ではないので(最近何か歪んできているが)、別に高校や教諭が悪いわけではない。
— ブラゼル (@t2o_yama) 2015, 6月 11
高校入試でも、「目指せ公立」という層は得意科目にも十分な得点余地が残っているのでまずはそちらを伸ばしていったほうがよい。途中から伸びづらくなると思うのでそこから徐々に苦手な科目にシフトしていく。どうも「苦手の克服」が金科玉条になってしまっているように感じる
— ブラゼル (@t2o_yama) 2015, 6月 11
そしてもう少し.
私なりに勉強法をまとめた先のページについてコメントを強要した.
@t2o_yama http://t.co/is6FkqLTx6 こんな感じで(大学受験用の)勉強法まとめてみました。変なことを書いたつもりはないのですが何かアレなところがあって、お時間あればご指摘頂けると嬉しいです
— 相転移P(市民) (@phasetr) 2015, 6月 12
@phasetr 内容に関してはおかしなことはないと思います。敢えて言うなら、中堅公立高校くらいかそれ以下の学力の生徒だと肝心なことがうまく伝わらないかもしれませ ん(危惧されている通り「ふーん」「なるほど」で終わってしまう可能性あり)。難関大を受けるような生徒には適切と思います
— ブラゼル (@t2o_yama) 2015, 6月 12
@phasetr 特に前半の学部教育内容からの視点は高校でも塾予備校でも学習指導・進路指導においてちゃんと触れてくれるところは少ない(「できない」という事情もあります)ので貴重なお話になったと思います
— ブラゼル (@t2o_yama) 2015, 6月 12
@t2o_yama ありがとうございます。今までずっと大学どころか院のマニアックな話ばかりだったので間口を広げようと受験界隈の話もし始めたら、やはり「どうやって勉強 すればいいのか」みたいなことを言われ始めたのでまとめてみました。その筋の人から見ても問題ないようなので安心しました
— 相転移P(市民) (@phasetr) 2015, 6月 1
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