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大学受験勉強法 はじめにやるべきこと: 徹底した自学自習・復習の習慣を身につけよう
まず 大学受験 のページにある【勉強法】に関する記事を
徹底的に読み込んで完璧に頭にインストールしてください.
記事は次の Kindle 書籍にまとめてあります.
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基本は自学自習, 特に復習を重視してください.
次の記事で塾・予備校・オンラインスクール・通信教育を
使うときの注意点を説明しています.
これらに頼ることの問題点は,
そこでの授業を取ることでいっぱいいっぱいになってしまって
復習の時間が取れないことです.
通信教育も, 例えば Z 会では隔週で大量に教材が来るので
その教材の海に溺れてしまいます.
これを避けて知識を定着させる復習の時間を取る工夫が必要です.
塾・予備校・オンラインスクール・通信教育のような
教育サービスを使うのが受験の王道のように思われていますが,
実はとても大変な茨の道でもあるのです.
また, それらに頼って勉強することのもっと本質的な問題は,
「勉強とは教わること」という思考習慣がついてしまうことです.
勉強の基本は自学自習です.
大学でも講義はあるにせよ,
自学自習を中心とした教育体制が敷かれています.
社会に出てからは特にそうです.
何を学ぶべきか自分で決めなければならず,
身近に指導してくれる人がいる保証もないからです.
大学受験の頃から独学・自学自習の習慣が身についていると,
後で本当に楽になりますし, 役にも立ちます.
だからこそ独学・自学自習をお勧めしています.
人は 1 度本を読んだだけではほとんど何も覚えられません.
読書に限らず, 何かを 1 度やってみただけで満足してしまっては
何も身につきませんし, やった時間が無駄になってしまいます.
これは受験でも同じです.
私の経験・反省からも言えることですが,
ほとんどの受験生は 1 度問題を解いただけで満足して復習をしません.
塾・予備校・オンライン塾・オンライン予備校・通信教育含め,
授業を受けたら受けっぱなしの人は多いでしょう.
浪人の方も, 塾や予備校では授業が目一杯入っていて,
復習する時間が与えられていないことすらあるかもしれません.
これがよくありません.
復習をしたとしても 2-3 回でしょう.
これでは少な過ぎます.
本番までにはほとんど忘れています.
同じ問題が出ても「こういう問題, 見たことあるけど解き方覚えていない!」
という感じで自分で答案を書ける状態にはなりません.
ほぼ反射的に解法やアプローチが見えてくる状態でなければ,
本番で点数は取れません.
合否を分ける難しい問題に時間を使いたくても,
即答すべき定型問題で手間取っていたらどうにもなりません.
ゲームでもスポーツでもいいですが,
何かをまともにできるようになるまで
何十回, 何百回どころか何千回, 何万回も繰り返しやるはずです.
私がやっている柔道でいうなら
1 回の稽古で打ち込みを 2-300 回やるのは普通です.
これを毎回やっていて毎週 3 回稽古があるとすれば,
1 年でだいたい 3 万回打ち込みできます.
ふつう勉強の復習の方が 1 回 1 回にかかる時間が多いでしょうが,
やるべき回数はこのくらいをイメージして徹底的にやってください.
同じ本ばかり読んでいるとうんざりしてくるかもしれませんが,
徹底した反復できちんと頭と体に叩き込まないと,
本番でその知識は使えません.
運動系の部活をしていた人はわかるでしょうが,
ふだん徹底的にやって体にまで覚え込ませたことは
試合でも自然と出ます.
体が勝手に動きます.
そういうレベルにまで持っていくことが大事です.
受験生を経験していないあなたには重要でないと思うかもしれませんが,
実際の受験どころか, 大学, さらには大学院での研究にとってまで
大事なことを話しています.
そのくらい大事で長く使えることを説明しているので,
繰り返し読み込んでください.
ここで的確な勉強法を身につければ,
受験だけでなく, 大学入学以後,
社会人になってからの勉強でも役に立ちます.
最後に: 質問を受けつけています
このページを参考に気軽に質問してください.
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