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サイエンスコミュネケーター志望の学生による連載記事。サイエンスコミュケーター養成の学校に通っているとのこと。 レポート課題:「科学コミュニケーター」とは?(第4回)」http://t.co/R09cndpk00
— kyoto.phd (@nuclear_histone) 2015, 1月 12
サイエンスコミュニケーター養成校なんてあるのか,
というところからまず割と驚く.
なので、みなさんが普段行かれている学会のように基礎研究のポスターがあるというよりも、「すでにこんな風に応用されています!」だとか、「今後こんな商品を作るときに応用できます!」と言った話が多いです。(なので、
参加して次の年はもう行かない・面白くない、と仰る先生方も多いとか。大学事務の方はそれが悩ましいようです。)
自分ならどう思うのだろうと考える.
実際に企業の方にどんな質問をされるのか、正直わかりませんでした。
多分、基礎研究の話ではなく、応用の話ばかりになるんだろうなと思っていたのです。しかし、話しはそんな高度なところにも行き着かない、のです。
次々来られる人の中で多かったのは、「実はニュースで細胞の写真とかが映ってても、どれがどう細胞で、なんでそれ緑色に光ってるの?とかわからないんですよね。」と言われる方が非常に多かったのです。
興味がある分野だし、いつか自分もその再生医療の恩恵にあずかるかもしれない、だからこそ知りたい、でもわからない。
それが、多くの人の本音でした。
そもそもそんなに興味あるのだろうか, という感じがする.
完全に、「産学連携」などと大きな話ではなくなってしまいました。
しかし、それにより多くの企業の方に興味を持ってもらうことができ、その後連絡を取り合い、もしかすると共同研究が始まるかもしれません。こう言ってしまうと、本当に申し訳ないですが、私が知っている範囲では、そこまで産学連携ってうまくいってないと思うんです。
実際に皆さん、これは産学連携商品化されたものだ!ってわかるものってどれぐらいあるでしょうか?産学連携の根本として、大学(研究室)側はお金が欲しいだけだし、企業側は基礎研究しなくていいからラッキー、という認識の違いにもあるでしょう。
また、今回のことでもわかりましたが結局産学連携するには同分野でしかなかなか難しい、なんてこともあると思います。(私が実際にお話しさせていただいた 印象ではそうでした。)やっぱり異分野とコラボしてこそ、今までになかったものが生まれると思うのですが、うーん、難しいですね。
異分野連携なんてどう考えても難しさしか感じない.
まず何があるかすら見えない, わからない.
自分が異分野相手に何ができるか考えれば,
それだけですぐわかる.
何に活きるのか判断どころかアイデアが浮かびさえしない.
最後のまとめ,
科学コミュニケーション=相手が求めているものを理解すること
というのがどうにもアレな感じがする.
自分でもきちんと言葉にできていないのだが.
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