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"いずれにせよ、「意識改革で」と答えた学生は全員「不合格」にしましたが、この記事を書いた記者が私の面接を受けていたら、当然追い返すところです" おそげえおそげえ https://t.co/qjzDY85V4o
— bn2 (@bn2islander) 2016, 1月 8
いくつか引用したい.
この中に、線で囲んだ200字ほどの短いコラムとして、「運転側の意識改革必要」と題した部分があり、「違法駐車の削減は、ドライバーの理解や意識改革が不可欠」という記述があります。
すると、半数以上の学生さんたちは「ドライバーの意識改革が必要だと思います」などという答えをしました。
このような人は、「あなたは、ドライバーたちが『自分は、駐車違反はしない』という意識を持てば駐車違反はなくなる、という当然のことを言っているだけですね。意識改革によって目標を達成するというのであれば、ドライバー全員にそのような意識を持たせることができる具体的な政策は何ですか?」と突っ込むと、下を向いてしまうのが常でした。
私が不合格にしなかったのは、少しでも「システムを変える」という発想を持った学生たちであり、それは、「罰金の金額を上げる」でも「駐車場を増やす」でも、何でもいいのです。
その理由の第一は、「意識」を問題にする人々は、えてして「問題は人々の意識にある」「人々の意識が変わらなければダメだ」と言い続けるだけで、人の意識を実際に変えるための具体的で効果的な方策を考えようとしないからです。
また第二の理由は、システムを変えずに「既に持たれてしまっている意識」そのものを直接的に変えることは非常に困難であって、具体的な政策を企画できる可能性が極めて低いからです。
さらに、いわゆる「理系離れ」についても、「小学校から子どもたちの『物づくりに価値を見出す心』を養っていないことが問題」などという論調が多いようですが、理系離れの原因がそのようなものでないことは、「医学部離れ」が起きていないこと(小学校で「病人の治療に価値を見出す心」など養っていないこと)を見れば明らかでしょう。
ちょっと話はずれるが,
最近展開を考え実際に動きはじめている受験関係でも同じようなことがよくある.
「やる気やモチベーションがあがらなくて勉強できない」というやつだ.
これもやる気とかモチベーションとか気持ちの問題にしているからいつまでも何もできない.
やる気がなくても勉強できるシステムを作る必要がある.
一番いいのは何だかんだで TODO リスト作りだ.
盛り込み過ぎても意味がないとかいくつか注意はある.
システム作り, 本当に大事だと最近痛感している.
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