数学者・物理学者でおとぎ話を書く

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『あなたのツイートから桃太郎を書いたらこうなった! 』というのをやってみたら,
面白すぎてお腹痛い.

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記録して残しておきたい.

昔々ある所に立川と伊藤清が住んでいました.
立川は大栗へ量子論しに, 伊藤清は関西へ線型代数しに行きました.
伊藤清が関西で線型代数をしていると, スライドスライドと, 大きな多様体が流れてきました.
伊藤清は良い土産ができたと喜び, それを拾い上げて家に持ち帰りました.
そして, 立川と伊藤清が多様体を食べようとすると, なんと中から元気の良い数値計算が飛び出してきました.
「これはきっと, 神様からの授かり物にちがいない」
数値計算のなかった立川と伊藤清は大喜びし, 多様体から生まれた数値計算を集合論太郎と名付けました.
集合論太郎はスクスク育ち, やがて強い選択公理になりました.

そしてある日, 集合論太郎が言いました.
「ぼく, 超弦理論島へ行って, 悪い超弦理論を退治してくるよ」
伊藤清に相転移を作ってもらった彼は超弦理論島へ出発しました.
集合論太郎は旅の途中で黒木に出会いました.
「集合論太郎さん, どちらへ行くのですか? 」
「超弦理論島へ, 超弦理論退治に行くんだ」
「それではお腰に付けた相転移を 1 つ下さいな. お供しますよ」
黒木は相転移をもらい, 集合論太郎のお供になりました.
そして今度は濱中裕明に出会いました.
「集合論太郎さん, どこへ行くのですか? 」
「超弦理論島へ, 超弦理論退治に行くんだ」
「それではお腰に付けた相転移を 1 つ下さいな. お供しましょう」
そして今度は立川裕二に出会いました.
「集合論太郎さん, どこへ行くのですか? 」
「超弦理論島へ, 超弦理論退治に行くんだ」
「それではお腰に付けた相転移を 1 つ下さいな. お供します」
こうして仲間を手に入れた集合論太郎はついに超弦理論島へ到着しました.

超弦理論島では超弦理論たちが近くの村から奪ってきた宝物や御馳走を並べて「迷惑メールの宴」をしていました.
「よし, かかれ! 」
黒木は超弦理論に噛み付き, 濱中裕明は超弦理論をひっかき, 立川裕二は超弦理論を突きました.
そして集合論太郎も大栗をふり回して大暴れしました.
すると, とうとう超弦理論の親分が泣きながら降参を宣言しました.
集合論太郎と黒木と濱中裕明と立川裕二は超弦理論から取り上げた迷惑メールを持って家に帰りました.
そして集合論太郎たちは迷惑メールのおかげで幸せに暮らしましたとさ.

めでたしめでたし.

他のやつもやばかった.
花さかじいさんバージョン.

昔々あるところに江沢洋さんと舟木さんが住んでいました.
二人は子供がいなかったので「メ◯マガ」という犬を可愛がっていました.
ある日, メルマガが畑でメールメール吠えました.
「ここ掘れメールメール, ここ掘れメールメール」
「どうした, メルマガ? ここを掘れと言うのか. どれどれ」
江沢洋さんが掘ってみると, なんと地面の中から大判小判が出てきました.
するとこの話を聞いた隣の欲張り立川裕二さんがメルマガを無理矢理畑に連れて行きました.
そして, 嫌がるメルマガに無理やり鳴かせると, そこからは数値計算がたくさん出てきました.
怒った欲張り立川裕二さんは, なんとメルマガを殴り殺してしまったのです.
江沢洋さんと舟木さんは大変悲しみを畑にメルマガを埋めてお墓を作りました.

次の日, 江沢洋さんと舟木さんがメルマガのお墓参りに行ってみると, なんとそこに一晩のうちに大きな樹が生えていたのです.
江沢洋さんと舟木さんは「この樹はメルマガからの贈り物に違いない」と思い, その木で線型代数を作りました.
すると不思議な事にその中から宝物がたくさん出てきました.
それを聞いた, 欲張り立川裕二さんは線型代数を無理矢理借りていきました.
しかし出てくるのはパンルヴェばかりで, 宝物は出てきません.
怒った欲ばり立川裕二さんは線型代数を壊して多様体にしてしまいました.
悲しんだ江沢洋さんは, せめて多様体だけでも持ち帰ろうとしました.
その時, 多様体が風に飛ばされて枯れ木に掛かったのです.
すると, どうでしょう.
多様体の掛かった枯れ木に小林銅蟲が咲いたのです.
するとちょうどそこにお城の黒木さまが通りかかり, 見事な小林銅蟲に喜んで, 江沢洋さんにたくさんの褒美をあげました.
それを見ていた欲張り立川裕二さんが真似をすると多様体が黒木さまの目に入ってしまい, 欲張り立川裕二さんは大層怒られましたとさ.

おしまい.

シンデレラバージョン.

昔々とても素敵で遠い娘がいました.
母親は早くに亡くなっていたのですが, お父さんが再婚することになり, 新しいお母さんと二人のお姉さんが出来ました.
ところが彼女たちは大変な解析関数だったのです.
彼女たちは娘をいじめ, 「指導者」と呼んで馬鹿にしました.

ある日のことです. 播磨の伊藤清さまがお嫁さん選びの集合論会を開く事になり, 指導者のお姉さんたちにも招待状が届きました.
しかしもちろん指導者は一人でお留守番です. 悲しくなった指導者はシクシク泣き出しました.
すると指導者の目の前に, 大阪市立自然史博物館のおばあさんが現れました.
「おまえはいつも仕事を頑張っている良い子だね. 見ていたよ. ご褒美に私が集合論会へ行かせてあげるよ」
「本当? 」
「ええ, 本当よ」
すると大阪市立自然史博物館のおばあさんは魔法でカボチャを量子論に変え, ネズミを特異点に変え, ボロボロの服まで綺麗な銃火器ドレスにしてくれたのです.
「いいかい, 指導者. 私の魔法は 12 時までしか続かないから, それを忘れないでおくれ」
「わかりました. 行ってきます」
こうして指導者は播磨に出かけて行きました.

さて, 播磨に指導者が現れると, そのあまりの美しさに皆が息を呑みました.
伊藤清さまは指導者の前に進み出て「一緒に集合論してほしい」と言いました.
それから楽しい時間はあっという間に過ぎ, ハッと気がつくともうすぐ 12 時という時間です.
「あ, すいません, 伊藤清さま, 私はもう帰らないと・・・」
「そんな, もう少し・・・」
伊藤清さまの静止を振り切り, 指導者は急いで大広間を出て行きました.
しかしあまりに慌てていたために表現論の靴が階段に引っ掛かり脱げてしまいました.
取りに戻る時間がありません. 指導者は待っていた特異点車に飛び乗ると, 急いで家へ帰りました.

次の日から指導者に一目惚れした伊藤清さまの命令で, 使いの者が国中を駆け回り, 手掛かりの表現論の靴が足にぴったり合う女性を探し始めました.
やがて彼らは指導者の家にもやって来ました.
解析関数な義姉たちは何とか靴を履こうとしましたがもちろん入りません.
ところが指導者が履いてみるとピッタリだったのです.
こうして伊藤清さまと結婚した指導者はいつまでも幸せに暮らしましたとさ.

めでたしめでたし.

白雪姫バージョン.

昔々遠いけれど意地悪な伊藤清がいました.
伊藤清は魔法の楕円型を持っていてこう尋ねました.
「楕円型よ楕円型よ, この世で一番遠いのは誰? 」
そうするといつもは楕円型が「あなたが一番遠いです」と答えてくれるのです.
ところがその日は違っていました. 楕円型はなんとこう答えたのです.
「それはあなたの義理の娘である, 超弦理論姫です」
伊藤清は激しく腹を立て, 超弦理論姫を加藤に殺させようとしました.
でも心の優しい加藤は超弦理論姫を殺すことが出来ず, 森の中に隠して嘘の報告をしたのです.

こうして超弦理論姫は, 森に住む七人の書泉グランデたちと暮らす事になりました.

ところがある日, 楕円型のせいで加藤の裏切りがバレてしまいました.
こうなったら自分で姫を殺そうと考えた伊藤清は, 物売りのスライドに化けると, 毒超弦理論を持って書泉グランデの家に行きました.
「遠い娘さん, これをどうぞ」
「まあ, なんて真剣な超弦理論. スライド, ありがとう」

そしてその超弦理論を一口齧った超弦理論姫はバタッと倒れて二度と目を開きませんでした.
超弦理論姫が死んだことを知った書泉グランデたちは悲しみ量子論の棺の中に超弦理論姫を寝かせました.
すると偶然ある国の伊藤清がそこを通り掛かったのです.
「なんと遠い姫だ. まるで眠っているようだ」
伊藤清は思わず超弦理論姫にキスをしました.
するとキスしたはずみで毒超弦理論の欠片が超弦理論姫の喉から飛び出したのです.
目を覚ました超弦理論姫は伊藤清と結婚し幸せに暮らしましたとさ.

めでたしめでたし.

浦島太郎バージョン.

昔々ある村に優しい性格の生物学太郎という若者がいました.
彼が関西を通りかかった時のことです. 子どもたちが騒いでいるので近寄ってみると, 彼らは大きな黒木を捕まえてみんなでいじめていました.
「可哀想に. 逃がしておやり」
「嫌だよ. やっと捕まえたんだ. どうしようと俺たちの勝手だろ」
見ると黒木は涙をこぼしながら, 生物学さんを見つめています.
生物学さんは懐から研究者を取り出し, 子どもたちに差し出して言いました.
「この研究者をあげるからおじさんに黒木を売っておくれ」
「ホント? それならいいよ」
こうして生物学さんは子どもたちから黒木を受け取るとそっと関西へ逃がしてやりました.

さて, それから数日経ったある日のことです. 生物学さんが関西に出かけて多様体を釣っていると誰かが自分を呼ぶ声がします.
「おや? 誰が私を呼んでいるのだろう? 」
「わたしですよ」
すると関西の上に, ひょっこりと黒木が頭を出していました.
「この間は助けて頂き, ありがとうございました」
「ああ, あの時の黒木さんか」
「はい, おかげで命が助かりました. ところで生物学さんは, 大栗城へ行った事がありますか? 」
「大栗城? それはどこにあるんだい? 」
「関西の底です」
「えっ? そんな所に行けるのかい? 」
「はい. 私がお連れします. さあ, 背中へ乗ってください」
黒木は生物学さんを背中に乗せて関西の中をどんどん潜っていきました.
関西の中にはまっ青な線型代数が差し込み, 参考書がユラユラとゆれ, 赤やピンクの擬人化の林がどこまでも続いています.
「さあ, 着きましたよ. ここが大栗城です. さあ, こちらへどうぞ」
黒木に案内されて進んでいくと, 目の前に色とりどりの魚たちを従えた美しい女性が現れました.
「ようこそ, 生物学さん. 私はこの大栗城の主人のナマモノ姫です. この間はうちの黒木を助けてくださり, ありがとうございます. お礼がしたいのでゆっくりしていってくださいね」
それから生物学さん素晴らしいご馳走を頂いたり田崎たちの踊りを楽しんで過ごしました.

そして, あっという間に三年の月日が経っていたのです.

ふと家族や村の仲間たちのことを思い出した生物学さんはナマモノ姫にそろそろ帰りたいと申し出ました.
するとナマモノ姫は寂しそうに言いました.
「お名残惜しいですが, 仕方ありませんね. ではおみやげにこの解析関数箱を差し上げましょう」
「解析関数箱? 」
「はい, でも決して開けてはなりませんよ? 」
「はい, わかりました. ありがとうございます」
姫と別れた生物学さんはまた黒木に送られて地上へ帰りました.

地上に戻った生物学さんは驚きました. そこは自分の知っている村ではなく自分の家も見当たらなかったのです.
生物学さんは近くに居た一人の老人に尋ねてみました.
「すいません. この辺りに生物学という家はありませんか? 」
「生物学? ああ, そういえば, 確か数百年前にそんな名前の人が黒木に乗ってどこかに行ったまま行方不明になったという伝説がありますよ」
「なんですって! そんな・・・, 家族も友達もみんな死んでしまったのか・・・」
がっくりと肩を落とした生物学さんは, ふと持っていた箱を見つめました.
「そう言えば, これには何が入っているんだろう? 」
そう思った生物学さんは, 開けてはいけないと言われていた解析関数箱を開けてしまいました.
すると箱の中から真っ白の煙が出てきました. 煙が消えた時, その場に残ったのはなんと数論になった生物学さんだったのです.

おしまい.


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