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ワクチン拒否して病原体の運び屋になってる連中の話を聞くと「腸チフスのメアリー」を思い出す。本人は抗体が在って無症状だったが、行く先々で他人をチフスに感染させて死なせてしまう女。結局最後は社会から隔離されて監禁生活を送らされ、そこで生涯を終えたそうだが
— おるぐり@赤チームでぼっち (@allgreen76b) 2016年9月3日
腸チフスのメアリーの Wikipedia はこれ.
いくつか引用しておこう.
メアリー・マローン(Mary Mallon、1869年9月23日 – 1938年11月11日)は、世界で初めて臨床報告されたチフス菌(Salmonella enterica serovar Typhi)の健康保菌者(発病はしないが病原体に感染している不顕性感染となり感染源となる人)。アイルランドからニューヨークに移住したアイルランド系アメリカ人で、1900年代初頭にニューヨーク市周辺で散発した腸チフス(Typhoid fever)の原因になり、腸チフスのメアリーあるいはチフスのメリー(Typhoid Mary、タイフォイド・メアリー)という通称で知られる。
そしてこれ.
これらの富豪の一人から腸チフスの原因を解明する仕事を依頼された衛生士、ジョージ・ソーパー(英語版)は、疫学的な調査を地道に行い、その結果一つの事実を見出した。それは、メアリーが雇われた家庭のほとんどで、彼女がやってきた直後に腸チフスが発生しているということだった。この結果から、ソーパーはメアリーがチフス菌の保菌者ではないかと疑い、1907年にメアリーが雇われていたニューヨーク近郊の富豪宅を訪れた。
メアリーの出自から次のような面倒な事情もあったらしい.
不衛生なスラム街に住むアイルランド系などの移民を疫病の原因と考えていた差別への反発もあった。
また当時、彼女以外にも腸チフス菌の健康保菌者が、ニューヨーク全体で100 – 200人程度いたであろうことが指摘されており、彼女だけが(厳密には、その他にも就業制限を受けた人が何人かいたが)隔離によって自由を奪われたということは批判の対象になり、しばしばアイルランド系移民への差別問題と関連して議論される。
悲惨だが次の偉大な研究の礎でもある.
「メアリーの腸チフス」の正体
メアリーの死後、病理解剖の結果から、彼女の胆嚢に腸チフス菌の感染巣があったことが判明した。通常、食べ物とともに消化管に入ったチフス菌は、異物を分解する役割を担ったマクロファージの細胞内で、分解を逃れたまま増殖し、腸間膜リンパ節から肝臓、脾臓などに全身に感染を広げるとともに、発熱、脾腫、バラ疹など、腸チフス特有の症状が現れる。しかしチフス菌が胆嚢だけに感染した場合には、特別な症状が現れないまま胆嚢内部に定着し(特に胆石がある場合などに起こりやすい)、生涯にわたって、菌が胆汁に混ざって腸に排出されつづけることが明らかになった。
とりあえず備忘録として記録する.
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