このサイトは学部では早稲田で物理を, 修士では東大で数学を専攻し, 今も非アカデミックの立場で数学や物理と向き合っている一市民の奮闘の記録です. 運営者情報および運営理念についてはこちらをご覧ください.
理系のための総合語学・リベラルアーツの視点から数学・物理・プログラミング・語学 (特に英語) の情報を発信しています. コンテンツアーカイブに見やすくまとめているのでぜひご覧ください.
まずは今週作ったコンテンツの一覧から.
記事
- 2020-04-19_introduction オンラインプログラミング勉強会
- 2020-08-12 数学を市民化するプロジェクト/メルマガから
- フランクリンの「生まれたての赤ん坊が何の役に立つか、あなた答えられますか?」と科学・技術の倫理
- 2020-08-01_hw オンライン プログラミング勉強会
力学
幾何
今度から主催している勉強会の資料もアップしてみることにしました.
毎日必ず何か 1 つコンテンツを作って出すことを日課にしていて,
それに追いまくられていてあまり何もできていない感があります.
リストを見てようやくできてはいるなという気分になれます.
他のやるべき勉強が止まっている部分があるのが厳しいところで,
時間配分の下手さを感じます.
いまメインで進めているコンテンツ,
一度はやった計算であるにも関わらずはまると数時間簡単に持っていかれるので厳しいです.
だからこそ計算練習コンテンツをたくさん作らないとと思い,
現代数学探険隊の補足コンテンツとして改めてがんばって作っています.
最近プログラミングの新コンテンツ制作・勉強が完全に死んでいて何も書けません.
一応物理教育とプログラミングという点で
1 つ参考になる論文を紹介しておきます.
これは Haskell, 特に強い型システムを使って,
「プログラムに物理を教える」スタンスで数値計算とともに
物理を教えるという教育プログラムに関する論文です.
既にこういう講義を実践しているという話だったので,
著者にメールして公開できるコンテンツはないのかと聞いたら,
本を書いているといって草稿を送ってくれました.
まだ全くの書きかけで参考になるレベルではなかったのですが,
非常に気になっている話ではあります.
ライブラリ自体は公開されているのですが,
hmatrix を使っていて, これが OpenBLAS などに依存しています.
Mac ならともかく Windows で動かせなくて挫折した苦い記憶もあります.
いまなら WSL があるのでセットアップももう少し楽だとは思いますが.
この辺, 1 ヶ月くらいいろいろがんばって挫折した苦労があるので,
この間リリースしたプログラミングコンテンツでは環境構築不要にするため,
そしてレビュアーの方からのコメントもあったため,
Google Colaboratory 前提にがんばって調整したという経緯もあります.
あとは infinity_topoi さんが精力的に動いているので,
こちらでも宣伝協力しておきます.
Mathpedia あたり, もしあなたが数学系のコンテンツを作ってみたいが
1 から自分で作るのはちょっと, と思っているなら,
ためしに参加してみてはどうでしょうか.
求められるハードルはそれ相応でしょうが,
必ずしもゴリゴリの数学科の数学でなくても,
工学的視点から数学みたいな感じでもそれはそれで大事なコンテンツとみなしてもらえるような気はします.
あと YouTube コンテンツに関しては基本的に何らかの意味で
数学をゴリゴリにやっている・やってきた人達ばかりが紹介されているので,
興味があるところだけでも見てみるといいのではないでしょうか.
私も今後は以前の無料公開系コンテンツの整備も含め,
解析系のコンテンツを作っていこうと思っています.
特に測度論・積分論・関数解析あたりへの入門の入門くらいのやつを.
これも本当は先週のうちに作りはじめる予定だったのですが,
力学と微分幾何の計算のコンテンツの計算ではまりまくって全然進められていません.
何とかします.
ではまたメールします.
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