論理英語 ボキャビル編

理系のセンスで語学に挑む

語学とともに理系のセンスを磨く

このページを開いた以上, あなたは英語・語学学習に興味があるはずです. そしてあなたはこの質問, つまり「なぜ英語を勉強したいのか」についてはっきりした答えを持っているでしょうか?

というのも, ここでご案内するオンラインでのミニ通信講座の内容は次の目的に特化させたからです.

最近は中高生でさえ時間に追われています. あなたが大人ならなおさらでしょう. それが健全かはともかく, この現実は踏まえる必要があります. そして私はあなたの時間を無駄にさせたくありません.

インターネットで必要なのは読解力

落ち着いて考えるとインターネット上のコンテンツの大部分は文章です. 企業の問い合わせサービスとしてオンラインチャットも出ているほどです. 最近は「実用的な会話中心の英語」が人気だそうですが, ことインターネットでは文章を読み書きする機会の方が恐ろしく多いのです. ビジネスの現場でも大事なことは書類にまとめて共有されます. まさにこの問題にフォーカスした内容をまとめたのがこの本であり連続ミニ講座です.

語学には総合格闘技の側面があります. いろいろな知識・教養を知らないといけない一方, 語学を通じていろいろな知識を身につけ, 能力を育てることもできます. もちろん読解を鍛えれば他の三技能も底上げされます. そして鍛えられる能力の一つに論理力があります. ビジネスの現場でも論理性が大事とよく言われます. これは効率よく効果的な語学学習の中で自然に磨かれる能力でもあります. その思いを込めたのがここで紹介する論理英語というミニ講座です.

ビジネスにも役立つ論理性を育む

あなたは論理に対してどんなイメージを持っているでしょうか?

もしあなたが文系出身なら非人間的な冷たい印象を持っているかもしれません. その一方でクールで知的な, いい印象を与える言葉かもしれません. 理系っぽい印象を持つ人もいるでしょう. ここでは積極的な意味で取り上げています. つまり理系のセンスで語学に挑むのがこの連続ミニ講座でもあります. そして文系の人達に語学を通じて理系のセンスを身につけてもらうことが表裏一体の目的です.

文系の数学への新たな切り口

もともと私は学部で物理, 修士で数学を専攻していたガチガチの理系です. そして本業とは別にプライベートで数学・物理・プログラミングを教えています. 実際に理論物理学者に数学を教えてさえいます. しかしこれらを求めて私のところに来る方は必ずしもガチガチの理系出身の人ばかりではありません.

語学で数学的センスを鍛える

時々, こんな人が私の講座を受講してくれます. こうした人々にどう対応すればずっと考えていました. ここで一つ具体的に立ちはだかった課題がプログラマー勢への対応です. よほど特殊な分野でない限り「プログラミングできるなら数学学習で困ることはない」と思っていたのですが, どうもそうではないようです. 話を聞いた結果を大きくまとめると「自分には数学的センスがない (と思っている)」人ばかりでした. 実際問題, 数学・物理・プログラミングそれぞれで, 専門的に長く取り組むことで得られる経験から来るセンスが重要な状況はよくあります. これを文系人にどう身につけてもらえばいいかをずっと考えていました.

その答えの一つがこのミニ講座です. つまり数学よりは身近なはずの語学を使って数学的センスを磨いてもらおう, こう思ったのです. 語学を通じて開発できる能力として特に数学やプログラミングを想定しています. もちろん文系人ばかりではなく理工系の人にも役立つ内容に仕上げています.

理系も文系も同じこと

言語も数学も物理もプログラミングも人間の考えることであって底にある思考法は同じです. そもそもプログラミング言語はその名の通り言語です. ガリレイが「自然という書物は数学の言語で書かれている」と言ったように, 物理 (自然科学) は自然を相手に数学でコミュニケーションする語学ですし, この視点からは数学は言語学です. 数学・物理・プログラミングと相性がいいのは私にとっては自然なことでした. そしてこれこそが伝えるべき内容だったとわかったのです.

こうした確信を得て, これまでの知見をまとめ上げたのがここで紹介するミニ講座です.

いま私は地元の中高生, 特に理工系中高生向けの教育提案を作っていて政治・行政にも提案をしていますし, その実践も進めています. 理工系の人間が楽しめる教材がとにかく世の中にありません. 「ないなら自分で作るしかない」, そう思って作ったのがこのミニ講座です. 他にもオープン・クローズド含めて勉強会やコミュニティも主催していてそのスピンオフコンテンツの側面もあります. さらなるブラッシュアップのためにもいろいろな人にコンテンツを見てもらい, 内容を磨き上げたいと思って広く公開して世に問いかけています.

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次はミニ講座の中でお会いしましょう.