プロフィール

このサイトは学部では早稲田で物理を, 修士では東大で数学を専攻し, 今も非アカデミックの立場で数学や物理と向き合っている一市民の奮闘の記録です. 運営者情報および運営理念についてはこちらをご覧ください.

中高の数学の復習から専門的な数学・物理までいろいろな情報を発信しています.
中高数学に関しては中高数学駆け込み寺,
大学数学に関しては現代数学観光ツアーという無料の通信講座があります.
ご興味のある方はぜひお気軽にご登録ください!


プロフィール

私は幼少時代から吃音があり,
ただ話すだけでも「話し方がおかしい」と
よく笑われ馬鹿にされていました.
中学校 3 年のときには白血病になり,
病気の療養で高校は 1 年留年し,
学校に通うだけで手一杯で, 少し無理をすると
すぐ入院となる高校生活を余儀なくされました.
周りの子は学校に通って友達と遊んだり
一緒に勉強をしているのに,
自分だけは病室で一人で自習.
そんな生活を 9 年以上も続け,
なんとか病気を完治することが出来ました.

長い闘病生活の中で私が面白いと思えたことは数学です.
歴史上の数学者の著書や論文を読んだり,
数学や物理の専門書を読み,
長大な議論を追いかけては膨大な計算を重ね,
研究に励むことが私の数少ない楽しみだったのです.
高校を卒業した私は, 大学では早稲田の物理学科に進学し,
東大の大学院で数学を専攻します.

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが,
数学や物理学で生計を立てていくのはとても難しい.
学部生は言うまでもなく, 院生であっても
研究を続けていく道ではなく
一般企業で働くことを選ぶ同級生が多かったです.
私も予備校の講師であったり,
研究を続けることで数学や物理学と関わろうとしましたが
なかなか難しく, 一般企業への就職をしました.

しかし数学や物理をもっと突き詰めたい,
面白さを子どもたちに伝えていきたい,
自分と同じように研究をしている仲間をもっと増やしたい.
その思いを捨てきることが出来ず
ニコニコ動画で配信をしたり,
ブログで自分の活動や研究の成果を発表するようになりました.
また会社での仕事と平行して
いろいろな勉強会にも積極的に参加し,
リアルだけでなくインターネットも使ってお金を稼ぐスキルを勉強し,
無理なく自分の力で生きていけるよう研鑽を重ねています.

好きなだけでは仕事にならない.
この考え方に異論を唱えるつもりはありません.
でも好きなことを追求しながら, 生活や仕事に取り組んでいける.
そんな生き方を私はもっと多くの人に伝えたいし,
提供できる人でありたいと考えています.
そこで数学や物理を学びながら
日々の糧も得ていこうというプログラムを開発することにしました.
大きな柱は次の 2 点です.

  • 学習支援.
  • 学習環境整備とその支援.

詳細はサービス詳細のページを参考にしてください.

相転移プロダクション理念

学問とともに生きる.

説明

必ずしも大学・研究所で学者・研究者として生きることが
学問とともに生きるということではありません.
活動の中心は大学・研究機関所属の学者・研究者とは違う,
既存の領域のどこにも被らない新たな道を切り開くこと,
そして自ら実験台となっていろいろなことに挑戦していくこととします.
また, 既存の組織はそちらで頑張ってもらうことにして,
個人が何をどこまでできるのかを探っていきます.

活動基本は「子供の頃が私が喜ぶようなことをする」です.
「ありそうでなかった学問との関わり方」を提案していきます.
具体的には受験関係には手を出さないようにし,
専門の体系的な事柄もなるべく避けることにします.
受験関係は対象が広過ぎるし, 何より大量の人手が必要になります.
専門の体系的な事柄は教官陣のような適任がいるし, 既存の教材もたくさんあります.
そうした間隙を埋めるゲリラ的な活動を中心として,
個人の力を発揮するにはどうするかを考え抜き, 実践していきます.

例えば, 先日販売した「いろいろな反例で遊ぼう」
といった特定のトピックを掘り下げること,
あるテーマ・理論の概要を紹介するといった活動を考えています.
体系的・網羅的なことは既存の教科書に任せつつ,
大事な部分・面白い部分を抜き出して紹介します.
学生の頃の自分が「こんなコンテンツがあれば面白かった」と思うようなところで勝負するのです.
ニコニコに上げた動画でこうした内容でもある程度の視聴者が見込めることは分かっています.
そこを徹底的に掘り下げましょう.

基本的なターゲットとしてはあくまで中高生・大学生ですが,
企業の研究者・開発者などの再勉強などもフォローできるようなものも作ります.
また, 親が興味ある子供に買い与えることも考えています.
コンテンツを販売する場合, 価格帯はここから計算します:
親が子供に買い与えられる範囲,
(中高生の) 子供自身が頑張れば買える範囲の値段設定です.
子供の頃の自分が買える値段であること,
そして手に入れたことで笑顔になれるようなサービスを提供します.

よくも悪くも (日本で) 学問を志す者は金銭に関する執着が薄いです.
「ともに生きる」ということを考えるときこれでは駄目です.
経済的な自立を伴わなければなりません.
iPS で有名な京大の山中教授など,
研究所を支えるために金策に励む様子が報道されています.
数学やおそらく理論物理の研究所はあまりお金がかからない方ですが,
それでも少なくとも研究者の生活費は捻出できなくてはいけません.
学問の自治・独立のためにも経済的な自立はとても大事なことです.
経済的自立をも視野に入れた活動をしていきます.

今ひとまず実験的に DVD の販売をしていますが,
やはり実体験・触れ合いは決定的に大事です,
有料のセミナー, メルマガ配信なども考えています.
実際にクマムシの堀川大樹さんや nennpa さんもメルマガ配信をやっています.
学問, 特に理学のマネタイズについて真剣に検討し, 実践します.
私が実際にできることとして理学を中心にしていますが,
色々なところに応用が利けば嬉しいです.
それも実践し地道に日々改善していくしかありません.

学問によりかかるだけではなく, 学問を支えることも必要です.
日本が経済的に破滅しないこと・貨幣価値が大きく変わらないことが前提ですが,
例えば 1 億円あれば, 1 年 500 万使うとして 20 年生活できるでしょう.
大学で何かのプロジェクトをしようとなると
1 億程度すぐに使い切ってしまうでしょうが,
個人として 1 億準備できるなら相当のものですし,
それだけの資金を準備できるような人なら,
数学や理論物理の分野では大学でのポスト獲得に恐怖せずに生きていけます.

また経済的な自立だけでなく,
生きていくことを考えれば全人的な教育も大事です.
心身共に健康でない状態では単純に生きることも大変です.
住居の問題もあるし, 食事の問題もあります.
学生ならアルバイトの斡旋なども大事です.
色々な人が色々な形で学問とともに生きていくためには,
同じように多様な人達の多様なサポートで多様な人達を支える必要があります.
こうした組織作りも大切だし,
そのなかの個人とも個々に向き合っていくことが大切になってきます.

芸術などの動きも非常に参考になります.
ルネサンス期など, パトロンが音楽家や芸術家を支えた時期がありました.
成金趣味としか言い様のない人物もいたでしょうし,
ろくでもない芸術家などもでしょう.
しかしそこまで含めた多様性が豊かな文化を育んだ面があります.
一部でひどいことになるかもしれませんが,
最終的に豊かな文化が生み出すことが大事で,
そのためには一見無駄に見えることも切り捨ててはいけません.

とにかく色々な手を打つことが必要です.
自ら学業に励むばかりが学問を支えることではありません.
学問との関わり方ももっといろいろあっていいはずです.
そうした新たな数学シーンを作ることも大事な仕事です.

また各種学問の関わり,
学習の仕方にももっと多様性があっていいのです.
よく「数学ももっと文系の人間にも分かるように云々」とか言ってくる方がいますが,
これはこれで真剣に考える必要があります.
理系で歴史やら文学やらに興味がないという困った方もいますが,
こうした向きにも興味を持たせるような形で史学や文学を展開できないでしょうか.
例えば佐藤健太郎さんの『炭素文明論』は有機化学と歴史の見事な融合です.
未読の方はぜひ読んでみてください.

史学専攻の人が何というかは聞いてみないと分かりませんが,
私には非常に面白い作品でした.
もっとこうした理系向けの人文・社会学の文献があっていいはずです.
学問としての姿とは違うでしょうが, 数学史・科学史の知見も上手く使いましょう.
江沢先生の『理科があぶない』でも話がありましたが,
理工系の人間が興味を持ちやすい形で人文・社会学を語るような人材ももっといるべきです.

私自身がいわゆる理工系の人間なのでこうした方向で話をしていますが,
逆ももちろんもっとあってほしい.
自然言語処理のため, 自然言語処理に特化した数学や情報科学のあり方など,
色々な切り口, 色々な融合のさせ方があるはずです.

私個人にできることは数学・物理に関する話で,
現時点ではそれを突破口としてやっていきます.
ここでいわゆる女性の参加, 特に理工系学問に関する問題のことを思います.
男なら数学が好きといっても「理系気持ち悪い」くらいの一般的な嫌悪感を受けるだけで済みますが,
知人女性で「弟は親から医学部進学を期待されているのに,
女の私が理系と言っても何も期待されないし, むしろ嫌がられる」という
扱いを受けている人もいることに強い衝撃を受けました.
男は放ってもおいても (理工系に) 一定数集まるので適当に対応してもどうとでもなると思っていますが,
女性については真剣に気を配る必要があります.
親世代, もっと広く大人を理科・数学に引き込むことも大事な仕事です.

女性向けという話をするなら, ただでさえ気持ち悪がられている理工系なので,
こう, 理工系といっても (外見的な意味で) キモオタばかりというイメージを払拭する必要もあります.
個人的には加藤先生のような数学に打ち込むあまり
半裸で街をうろつき警察に捕まるくらいの男が社会に満ちてほしいところですが,
世に出るイメージとしては「ガリレオ」の福山雅治のような
「イケメン」イメージをもっと広めていかなければいけません.

実態がどうか, というのと別のイメージ戦略も非情に重要です.
できる限り広い層にメッセージを届けたいと思うとき,
適当な意味での分かりやすさが大事になりましょう.
何度もいうように男向けのイメージはあまり気にすることはないですが,
女性向けのイメージで「理工系の男は気持ち悪い」だとなかなか困ります.
少なくとも私は外見に気をつけていこうと思っています.

着物を着るとかそれなりにお洒落と思われる格好で,
しかも良い意味で目立つような方向のファッションも模索していきます.
Twitter で何人かの女性から次回の DVD では眼鏡装備をご要望頂いていますが,
そうしたことにも挑戦していきます.
DVD 撮影用にいいスーツなどの衣装を整えることも考えています.
「身にまとう数学」として数学アクセサリの制作・販売もはじめる準備をしています.

この活動だって研究だから,
当然そんなにうまくいかないどころか大抵のことが失敗に終わるでしょう.
でもそれでもよいのです.
きっと何者にもなれなくとも自分が信じた道を歩むのです.
それが未来に繋がるとただひたすらに信じて.

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