このサイトは学部では早稲田で物理を, 修士では東大で数学を専攻し, 今も非アカデミックの立場で数学や物理と向き合っている一市民の奮闘の記録です. 運営者情報および運営理念についてはこちらをご覧ください.
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無駄に学歴重ねないといい仕事出来ない仕組みをなんとかしないとやばい。教育費の高騰。技術者になるなら三角関数できないと話にもならないが、大多数の人には全く不要の知識だし。何故高校の普通科で教える必要あるか?
— 大平貴之 (@ohiratec_mega) 2016年3月4日
仕事にたいてい使わないから美術や体育やるな、みたいな話はあまりきかない…。なんでこんなにみんな数学嫌いなの… https://t.co/jBaOFt5Mf1
— ュヵ (@yukacci) 2016年3月5日
@abeklavier 数学嫌いでやりたくないひとがいるのはどうでもいいけど、自分が嫌いだからって、ほぼみんな必要ないって、なんだかなー、みたいなー。
— ュヵ (@yukacci) 2016年3月5日
少なくとも大平御大が数学が嫌いかどうか,
上記引用ツイート自体には書かれていないし,
普段の言動も追っていないから嫌いかどうかは不明だ.
しかし有用不要論に対して数学が一番通じるだろうと判断して持ってきたのだろうし,
そこに問題というか,
数学への嫌悪感みたいなものは十分に読み取れるだろう.
この嫌悪感,
数学に対して特異的に形成されている気がするのだが,
本当に何なのだろう.
いわゆる理工系ですら「数学なんて本当に嫌」という人がいる.
さすがにそれは単純過ぎるだろうと自分でも思うが,
高校の頃の話を思い出す.
2 年進級時に文理選択があったのだが,
「理系はみんな数学が好き」なのだと思っていたところ,
内実は全く違うものだった.
すさまじい衝撃を受けた.
とてもつらい.
みんな好きである必要なんて全くないと思っているし,
数学が嫌と言うなとも全く思わないが,
数学が好きで数学に心を救われた人々も確かにいるので,
そういう人たちが心安らかに過ごせる結界は作りたいと常々思っている.
その辺の行動, 本当に今すぐはじめないと駄目だ,
と改めて決意した.
まずは「結界内の共通言語」を作るべく,
数学の講座を本当に作ろう.
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