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「6時間睡眠を2週間続けると、48時間全く寝なかった時と同じ精神レベルになる」「しかも、そのことに気付けない」という2点だけでも心に刻んでおきたい。【良記事紹介】眠りを極める:睡眠を変えたいすべての人に読んでほしいビギナーズガイド http://t.co/yjNqfk3ciT
— F太 (@fta7) 2015, 4月 20
いくつか引用したい.
シフレ氏はフランス人科学者で、時間生物学のパイオニアでした。時間生物学とはバイオリズムを研究する学問です。バイオリズムの中で最もよく知られている ものに概日リズムがあります。このリズムが人間の睡眠覚醒サイクルをコントロールしています。シフレ氏のミッションは、概日リズムの働きを確かめることで した。
洞窟におけるシフレ氏の生活はかなり過酷なものでした。木製の小さな土台の上にテントが張られ、中にベッド、テーブル、椅子のほか、地上の研究チームと連 絡をとるための電話が置かれました。この地下住居には、電球がひとつと、大量の冷凍食品、3000リットルの水が準備されましたが、時計やカレンダーは持 ち込まれず、現在時刻はおろか、今が昼なのか夜なのかさえわからない状況でした。シフレ氏はこの状態で、6カ月間、独りで過ごすことになったのです。
時間生物学というのが何か格好いい.
第一に、睡眠負債は蓄積するということ。研究者たちの言葉を借りれば、睡眠負債は「時間経過とともに蓄積する神経生物学的なコストを持っている」ことにな ります。実験開始から一週間後、6時間睡眠の被験者のうち25%が、日中にいつとなく居眠りするようになりました。2週間後には、6時間睡眠のグループの パフォーマンスは、連続2日間睡眠をとらなかった時と同じ程度まで低下しました。
第二の発見は、被験者たちが自分のパーフォマンスの低下に気づかなかったことです。被験者自身に評価させたところ、数日はパフォーマンスが落ちたが、あとはほとんど変わっていないと思い込んでいました。実際には、日を追うごとにパフォーマンスは悪化していました。
最近夜更かし気味なので気をつけたい.
まとめ:ノンレム睡眠は体の回復に必要なものであり、レム睡眠は精神の回復に必要なものです。これらのフェーズに費やす時間は、年齢とともに減少します。つまり、睡眠の質や、体の回復力も年齢とともに低下するということです。
気をつけよう.
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